PXI-4110は、シングルスロット3U PXIモジュールのトリプル出力単一象限プログラマブル電源です。設計検証および製造テストアプリケーションを実行するエンジニア向けに設計されています。PXI-4110は、セットポイントレベルと制限がプログラム可能な定電圧 (CV) アプリケーションやPXI-4110定電流 (CC) 操作に使用します。電圧および電流アプリケーションでは測定のリードバックをサポートしています。

デバイスの機能

PXI-4110は、以下のチャンネル機能を備えています。

  • チャンネル0: 0 V～6 V、1 A、6 W電源。
  • チャンネル1: 0 V～20 V、1 A、20 W (補助電源使用) または2 W (内部電力供給)、バンク絶縁[1]1 バンク絶縁、またはチャンネル/バス間絶縁では、複数の物理ラインがバンクと呼ばれるグループにまとめられています。異なるバンクのチャンネル間に絶縁バリアが存在しているため、グランドループ保護が強力です。しかし、それでもバンク内のチャンネルの信号が相互に影響する可能性はあります。電源。
  • チャンネル2: -20 V～0 V、1 A、20 W (補助電源使用) または2 W (内部電力供給)、バンク絶縁電源。
メモ 内部電力が供給されている場合、チャンネル1および2の合計出力電力は必ず3 W以下である必要があります。
図 1. PXI-4110の象限図


ドライバサポート

NIでは、モジュールに最新バージョンのデバイスを使用することを推奨しています。

表 1. サポートされている最も古いドライババージョン
ドライバ名 サポートされている最も古いバージョン
NI-DCPower 1.0

1 バンク絶縁、またはチャンネル/バス間絶縁では、複数の物理ラインがバンクと呼ばれるグループにまとめられています。異なるバンクのチャンネル間に絶縁バリアが存在しているため、グランドループ保護が強力です。しかし、それでもバンク内のチャンネルの信号が相互に影響する可能性はあります。