PXI-4110システムのコンポーネント
- 更新日2025-11-06
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PXI-4110は、その他のハードウェア、ドライバ、ソフトウェアで構成されたシステムでの使用を想定して設計されています。
注記 システムおよび周囲の環境は、PXI-4110仕様に定義されている要件を満たす必要があります。
以下のリストは、PXI-4110を利用するシステムの最低限必要なハードウェアとソフトウェアです。
| コンポーネント | 説明と推奨事項 |
|---|---|
| PXIシャーシ | PXIシャーシは、PXI-4110と、PXI-4110が動作するための電源を収容します。 |
| PXIコントローラまたはPXIリモート制御モジュール | システムの要件に応じて、PXIコントローラまたはPXIリモート制御 (MXI) モジュールを取り付けることができます。これらのコンポーネントは、PXI-4110と同じPXIシャーシに取り付けると、NIデバイスドライバを使用して計測器と連動します。 |
| プログラマブル電源 | プログラマブル電源装置。 |
| ケーブルとアクセサリ | ケーブルとアクセサリは、測定のために計測器の接続に使用します。推奨のケーブルとアクセサリおよびガイダンスについては、「ケーブルとアクセサリ」を参照してください。 |
| NI-DCPowerドライバ | PXI-4110と連動し、PXI-4110を使用して測定を実行するための機能を提供する計測器ドライバソフトウェア。 メモ NIでは、常に最新バージョンのNI-DCPowerとPXI-4110を使用することを推奨しています。NI-DCPowerドライバの要件については、『NI-DCPower Readme』を参照してください。 |
| NIアプリケーション | NI-DCPowerドライバは以下のアプリケーションをサポートしています。
|
ケーブルとアクセサリ
NIでは、ご使用のモジュールに以下のケーブルとアクセサリを使用することを推奨しています。
| アクセサリの説明 | メモ | 製品番号 |
|---|---|---|
| APS-4100、オプションの12 V補助電源 | PXI-4110には、APS-4100付きのキット (779647-11) とAPS-4100なしのキット (779647-10) があります。この製品番号はスタンドアロンのAPS-4110のものです。APS-4110は、交換用の補助電源として使用することや、補助電源のないPXI-4110モジュールでより高い電力や電流を供給することができます。 | 779671-01 |
| PXIスロットブロッカー | — | 199198-01 |
| ネジ留め式端子コネクタキット、PXI-4110プログラマブル電源またはPXI-4130 SMU用 | PXI-4110に付属しています。 | 780557-01 |
ケーブルとアクセサリに関する追加のガイドライン
- オプションの12 V補助電源を計測器に接続して、計測器の機能をすべて有効にするには、計測器用のNI APS-4100補助電源付属キット (製品番号779647-11) を購入するか、NIからAPS-4100 (製品番号779671-01) を購入するか、計測器の電源要件を満たす他社ベンダ製の補助電源を使用する必要があります。これらの要件については、「PXI-4110仕様」を参照してください。
- NIでは、PXIシャーシの空いている計測器スロットにPXIスロットブロッカー (製品番号199198-01) を取り付けることを推奨しています。スロットブロッカーとフィラーパネルの取り付け方法については、ni.com/r/pxiblockerにアクセスしてください。
プログラミングオプション
InstrumentStudioを使用して信号を対話的に生成したり、サポートされているADEで、NI-DCPower 計測器ドライバを使用してデバイスをプログラミングすることができます。
InstrumentStudioは、64ビットシステムにNI-DCPower ドライバをインストールすると自動的にインストールされます。InstrumentStudioには、次のいずれかの方法でアクセスできます。
- Windowsのスタートメニューから、を選択します。InstrumentStudioが起動し、NI-DCPower デバイスが読み込まれた状態でソフトフロントパネルが実行されます。
- Windowsのスタートメニューから、を選択します。InstrumentStudioが起動し、システムで検出されたデバイスが読み込まれた状態でソフトフロントパネルが実行されます。
- Measurement&Automation Explorer (MAX) からデバイスを選択し、テストパネル...をクリックします。InstrumentStudioが起動し、選択したデバイスのソフトフロントパネルが実行されます。
- LabVIEW: LabVIEW関数パレットのから使用できます。サンプルは、スタートメニューで、National Instrumentsフォルダからアクセスできます。
- LabVIEW NXG: ダイアグラムで、から使用できます。サンプルは、学習タブで、フォルダから使用できます。
- LabWindows/CVI: から使用できます。LabWindows/CVIサンプルは、スタートメニューで、National Instrumentsフォルダからアクセスできます。
- C/C++: から使用できます。必要なインクルードファイルおよびライブラリファイルをすべて手動でプロジェクトに追加する場合は、『NI DC電源およびSMUヘルプ』の「Microsoft Visual CおよびC++でNI-DCPowerを使用してアプリケーションを作成する」トピックを参照してください。NI-DCPower には、C/C++サンプルは含まれていません。
- Python—Pythonのインストールと使用方法については、NI-DCPower Pythonのドキュメントを参照してください。