NI スイッチブロックのセーフティ・インターロック

NI スイッチブロックカードでは、安全保護のためにセーフティ・インターロック抵抗を使用する必要があり、それなしではアナログバスとの間で信号を経路設定することができません。

フロントパネルのケーブル検知機能

NI スイッチブロックカードをNI スイッチブロックのアクセサリから切断した時に、カードからの高電圧信号を防止するために、NI スイッチブロックカードにはケーブルやその他のアクセサリがフロントコネクタに接続していることを検知する機能があります。NI スイッチブロック用のNI アクセサリは、アクセサリに組み込まれた500 Ωの抵抗 (500 Ω ±20%、最小1/10 W) を介してピン96をピン48に接続します。この2つのピンが抵抗に接続されていない場合、マトリクスラインはアナログバスに接続できません。

カスタムテスト装置を作成する

独自のケーブルやNI スイッチブロック用のカスタムテスト装置を作成する場合、設計にインターロック抵抗を組み込んでください。これによって、テスト装置やケーブルを取り外したときに信号線に触れても安全性が保たれます。また、セーフティ・インターロック抵抗を組み込むことで、装置の接続が切断されている場合でも統合リレーテストの実行が可能です。