NI PXI-2520 リレーの交換
- 更新日2023-02-21
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NI PXI-2520は、メカニカルアーマチュアリレーを使用しています。
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メモ NI PXI-2520ではカスタム長のリード線を使用して安全基準に準拠しています。リード線がPCBから1 mm (0.04インチ) 以上にならないようにします。また、モジュールのK80にある予備のリレーを使用することもできます。 |
交換用リレーの注文に関しては、以下の表を参照してください。
リレー製造元 | 製品番号 |
---|---|
Tyco Electronics | 1462041-5 |
リレーキット | 製品番号 |
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ナショナルインスツルメンツ (10リレー) | 782460-10 |
以下の手順を実行してモジュールを解体し、故障したリレーを交換します。
- 接地ストラップを使用したり、接地されたPXIシャーシに触れて、身体の静電気を逃がします。
メモ 適切に接地することでモジュールを静電気放電から保護します。 - 取り替えるリレーの位置を確認します。リレー名はモジュールのフロントにラベル付けされています。以下の表は、リレー名とマッピングされたチャンネル名を示します。
チャンネル名 リレー名 チャンネル名 リレー名 チャンネル名 リレー名 チャンネル名 リレー名 ch0 K0 ch20 K20 ch40 K40 ch60 K60 ch1 K1 ch21 K21 ch41 K41 ch61 K61 ch2 K2 ch22 K22 ch42 K42 ch62 K62 ch3 K3 ch23 K23 ch43 K43 ch63 K63 ch4 K4 ch24 K24 ch44 K44 ch64 K64 ch5 K5 ch25 K25 ch45 K45 ch65 K65 ch6 K6 ch26 K26 ch46 K46 ch66 K66 ch7 K7 ch27 K27 ch47 K47 ch67 K67 ch8 K8 ch28 K28 ch48 K48 ch68 K68 ch9 K9 ch29 K29 ch49 K49 ch69 K69 ch10 K10 ch30 K30 ch50 K50 ch70 K70 ch11 K11 ch31 K31 ch51 K51 ch71 K71 ch12 K12 ch32 K32 ch52 K52 ch72 K72 ch13 K13 ch33 K33 ch53 K53 ch73 K73 ch14 K14 ch34 K34 ch54 K54 ch74 K74 ch15 K15 ch35 K35 ch55 K55 ch75 K75 ch16 K16 ch36 K36 ch56 K56 ch76 K76 ch17 K17 ch37 K37 ch57 K57 ch77 K77 ch18 K18 ch38 K38 ch58 K58 ch78 K78 ch19 K19 ch39 K39 ch59 K59 ch79 K79 - リレーを交換します。
NI PXI-2520は鉛フリーアセンブリが使用されています。
メモ NIでは、鉛フリーアセンブリのリレー交換には鉛フリーはんだを使用するように推奨しています。 注意 鉛フリーのコテ台で鉛を使用しないでください。ユニットの鉛はんだによってコテ台が汚染されてしまう可能性があります。 注意 鉛フリーの組み立て部品に対して鉛はんだを使用した場合、その旨を表記してください。そうすることで、このユニットが後で鉛フリーはんだのコテ台で再加工され、コテ台が汚染されるのを防ぐことができます。 下記の用具があることを確認します。
- 371 ℃ (700°F) に温度調整された鉛フリーはんだ用のはんだごて
- 96.5/3.0/0.5すず/銀/銅はんだ (フラックスコア) (鉛フリーはんだリワーク用)
- はんだ吸い取り線
- 細いピック
- イソプロピルアルコール
- 綿棒
通常のスルーホール部品と同じようにリレーを交換します。リレーのリード線がPCBから1 mm (0.04 in.) 以上にならないようにします。
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ヒント NI-SWITCH 3.1以降では、故障したリレーを交換した後でソフトフロントパネルを使用してリレーカウントをリセットすることができます。詳細に関しては、『Switchソフトフロントパネルヘルプ』を参照してください。 |