NI-HSDIO LabVIEW VIs

niHSDIO信号をエクスポート VI

  • 更新日2023-02-21
  • 7分で読める
インストールパッケージ: NI-HSDIO

このVIを使用して、信号 (クロック、トリガ、およびイベント) を指定した出力端子に経路設定します。有効な信号の接続先については、デバイスのドキュメントを参照してください。

セッションで作成された経路はセッションが閉じた後にも残り、信号グリッチを防ぎます。前のセッションで作成された信号経路の構成を解除するには、「niHSDIO生成セッションを初期化」VIまたは「niHSDIO集録セッションを初期化」VIの計測器をリセットパラメータをTRUEに設定するか、「niHSDIOデバイスをリセット」VIを使用します。

このVIで信号をエクスポートし、セッションをコミットすると、信号は指定した出力端子に経路接続されます。そして、異なる出力端子に対して信号を再構成すると、前の出力端子はセッションがコミットされた後にトライステートになります。セッションのコミット時に出力端子エクスポートしないに変更すると、前の出力端子はトライステートになります。

関連トピック

niHSDIO Export Signal

civrn.gif

計測器ハンドルは計測器セッションを識別します。計測器ハンドルは「niHSDIO集録セッションを初期化」VI、「niHSDIO生成セッションを初期化」VI、または「niHSDIO外部キャリブレーションを初期化」VIから取得します。

cstr.gif

信号識別子は、エクスポートする信号を記述します。

スクリプトトリガ0スクリプトトリガ1スクリプトトリガ2スクリプトトリガ3マーカ0マーカ1マーカ2マーカ3、またはなしを選択できます。

メモ  NI 6544/6545/6547/6548を使用している場合、スクリプトトリガ3およびマーカ3は使用できません。
cu16.gif

信号は、エクスポートする信号を指定します。

サンプルクロック デバイスのサンプルクロック。
基準クロック デバイスの基準クロック。
開始トリガ デバイスの開始トリガ。
基準トリガ デバイスの基準トリガ (ダイナミック集録のみ)。
アドバンストリガ デバイスのアドバンストリガ (ダイナミック集録のみ)。
一時停止トリガ デバイスの一時停止トリガ (ダイナミック生成のみ)。
スクリプトトリガ デバイスのスクリプトトリガ (ダイナミック生成のみ: 信号識別子で特定のスクリプトトリガを指定する必要があります)。
停止トリガ デバイスの停止トリガ (ダイナミック生成のみ)。
データアクティブイベント データアクティブイベント (ダイナミック生成のみ)。
開始準備完了イベント 開始準備完了イベント。
アドバンス準備完了イベント アドバンス準備完了イベント (ダイナミック集録のみ)。
マーカイベント マーカイベント (ダイナミック生成のみ: 信号識別子が特定のマーカを指定する必要があります)。
レコード完了イベント レコード完了イベント (ダイナミック集録のみ)。
オンボード基準クロック デバイスのオンボード基準クロック (PCIデバイスのみ)。

スクリプトトリガまたはマーカイベントの選択には、信号を記述するための信号識別子が必要です。

cstr.gif

出力端子は、信号がエクスポートされる端子を指定します。

信号をエクスポートしない 信号はエクスポートされません。
PFI 0 信号は、フロントパネルコネクタのPFI 0にエクスポートされます。
PFI <1..3> 信号は、DDCフロントパネルコネクタのPFI <1..3>にエクスポートされます。
PXIトリガライン/RTSI <0..7> 信号は、PXIトリガラインまたはRTSIトリガラインにエクスポートされます。
CLK OUT 信号は、フロントパネルのCLK OUTコネクタにエクスポートされます。
DDC CLK OUT 信号は、DDCフロントパネルコネクタのDDC CLK OUTピンにエクスポートされます。
cerrcodeclst.gif

エラー入力 (エラーなし)は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

cbool.gif

ステータスは、このVIまたは関数の実行前にエラーが起きた場合にTRUE (X)、このVIまたは関数の実行前にエラーが発生しなかった場合や、警告が発生した場合はFALSE (チェックマーク) になります。デフォルトはFALSEです。

ci32.gif

コードは、エラーコードまたは警告コードです。デフォルトは0です。ステータスがTRUEの場合、コードは負のエラーコードです。ステータスがFALSEの場合コードはゼロまたは警告コードです。

cstr.gif

ソースはエラーが発生した場所を示します。ソース文字列には、エラーが発生しているVIの名前、エラーになっている入力、エラーの処理方法が含まれています。

iivrn.gif

計測器ハンドル出力は、計測器セッションのリファレンスを次のVIへ渡します。計測器ハンドルは「niHSDIO集録セッションを初期化」VIまたは「niHSDIO生成セッションを初期化」VIで取得します。

ierrcodeclst.gif

エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

ibool.gif

ステータスはエラーが発生した場合にTRUE (X)、エラーが発生しなかった場合または警告の場合にFALSE (チェックマーク) になります。

ii32.gif

コードは、エラーコードまたは警告コードです。ステータスがTRUEの場合、コードはゼロ以外のエラーコードになります。ステータスがFALSEの場合コードはゼロまたは警告コードです。

istr.gif

ソースはエラーが発生した場所と原因を示します。ソース文字列には、エラーが発生しているVIの名前、エラーになっている入力、エラーの処理方法が含まれています。

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