ループのタイミングは、ソフトウェアタイミングまたはハードウェアタイミングを使用して制御できます。もしくは、タイミングループストラクチャを使用することもできます。

ソフトウェアタイミングでは、ソフトウェアとオペレーティングシステムによってループの実行レートが決定されます。ソフトウェアタイミングは確定的ではありません。ソフトウェアタイミングループの例として、「次のミリ秒倍数まで待機」VIでWhileループのタイミングを制御する場合が挙げられます。ハードウェアタイミングでは、DAQデバイスの内部クロックや外部クロックを使用してループ内で読み取りを実行するタイミングを制御します。「Common Applications」の「Control Loops」セクションで例として示されているブロックダイアグラムは、ハードウェアタイミングの使用例です。

タイミングループストラクチャは、ハードウェアタイミングによって制御されます。このストラクチャは、マルチレートアプリケーションに最適です。タイミングループは、デフォルトではWindowsオペレーティングシステムの1 kHzクロックをタイミングソースとして使用します。タイミングループストラクチャの詳細については、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。