APIでタスクを作成する
- 更新日2025-12-03
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以下の例は、APIでタスクを作成する方法を示しています。
問題
Mシリーズデバイス (Dev1) のチャンネル0に接続されたJタイプ熱電対を使用して、50~200゚Cの範囲で温度を測定するためのNI-DAQmxタスクを作成します。毎秒10回の速度で10,000個の温度サンプルを取得します。LabVIEWまたはLabWindows/CVIを使用してアプリケーションを作成します。
計算方法
- LabVIEWで「DAQmx仮想チャンネルを作成」VI (LabWindows/CVIでは「DAQmxCreateAIThrmcplChan」関数) のAI温度TCインスタンスを呼び出します。
- Dev1/ai0を、熱電対信号の接続先となるデバイスの物理チャンネルとして指定します。
- 仮想チャンネルに、myThermocoupleChannelという名前を割り当てます。
- 適切な熱電対タイプと範囲入力を選択します。NI-DAQmxは仮想チャンネルにこれらの属性を適用します。
- LabVIEWで「DAQmxタイミング」VI (LabWindows/CVIでは「DAQmxCfgSampClkTiming」関数) のサンプリングクロックインスタンスを呼び出して、レートを10Hzに、サンプリングモードを有限に指定します。
- 「DAQmxタスクを開始」VI (LabWindows/CVIでは「DAQmxStartTask」関数) を呼び出します。
- 「DAQmx読み取り」VI (LabWindows/CVIでは「DAQmxReadAnalogF64」関数) のアナログ1D DBL 1チャンネルNサンプルインスタンスを呼び出し、サンプル数/チャンネルを10,000に設定します。
- 必要なサンプル数が集録されたら、「DAQmxタスクを停止」関数 (LabWindows/CVIでは「DAQmxStopTask」関数) を呼び出します。
- 「DAQmxタスクをクリア」VI (LabWindows/CVIでは「DAQmxClearTask」関数) を呼び出します。
メモ DAQアシスタントを使用すると、同じタスクを作成してそのタスクを実行するコードを生成することもできます。