バッファリング
- 更新日2025-12-03
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バッファとは、集録されたサンプル、またはこれから生成されるサンプルを一時的に保存するコンピュータメモリ内のストレージです。このストレージは、コンピュータのメモリによって割り当てられ、タスクバッファとも呼ばれます。入力操作では、サンプルはデータ転送メカニズムによってデバイスからバッファに転送され、そこで読み取り関数/VIによってアプリケーションにコピーされるまで待機します。出力操作では、サンプルは書き込み関数/VIによってバッファにコピーされ、データ転送メカニズムによってデバイスに転送されるまでそこで待機します。
バッファが作成されるケース
タイミング関数/VIを使用し、サンプリングモードを「有限サンプル」または「連続サンプル」に設定すると、NI-DAQmxによってバッファが作成されます。サンプリングモードを「ハードウェアタイミングシングルポイント」に設定した場合、バッファは作成されません。
また、入力/出力バッファ構成関数/VIのいずれかを使用してデータ転送メカニズムをプログラムI/Oに設定したり、バッファサイズを0に設定した場合、バッファは作成されません (タイミング関数/VIを使用している場合でも)。プログラムI/Oデータ転送メカニズムでは、バッファは使用されません。