RTターゲットで実行されているVIのフロントパネルを、LabVIEWを使用して別のコンピュータで表示することができます。ユーザによるVIのフロントパネルへのリモートアクセスを許可するには、RTターゲットのWebサーバを有効にし、Webサーバの表示可能なVIリストにVIを追加し、ターゲットのアクセスリストにコンピュータを追加する必要があります。

以下の手順に従って、RTターゲットでWebサーバを有効にして、Webサーバの表示可能なVIリストにVIを追加します。

  1. プロジェクトエクスプローラウィンドウでRTターゲットを右クリックし、ショートカットメニューからプロパティを選択して、RTターゲットのプロパティダイアログボックスを開きます。
  2. カテゴリリストからWebサーバをクリックします。
  3. リモートパネルサーバを有効チェックボックスをオンにしてWebサーバを有効にします。
  4. Webサーバのルートディレクトリに使用するディレクトリをルートディレクトリテキストボックスに入力します。WebサーバのルートディレクトリはWebサーバファイルシステムのトップディレクトリとなります。
  5. 表示可能なVIセクションでは、表示可能なVIリストに追加するVI (RTターゲットのメモリにあるVIのファイル名) を入力し、追加ボタンをクリックします。
    メモ   Webサーバを有効にする前にRTターゲットにデプロイしたVIのフロントパネルにリモートアクセスするためには、そのVIを再度デプロイする必要があります。
  6. OKボタンをクリックしてRTターゲットのプロパティダイアログボックスを閉じます。