3. 言語変数を変更する
- 更新日2023-02-21
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ファジーシステムの言語変数を変更するには、変数VIを使用します。温室ファジーシステムの気温入力言語変数の範囲に摂氏ではなく華氏を使用するように変更するには、以下の手順に従います。
- 「FL変数を設定」VIをブロックダイアグラムに追加します。このVIはファジーシステム内の言語変数の名前、範囲、またはメンバーシップ関数を設定します。
- 「FLファジーシステムをロード」VIのファジーシステム出力出力を「FL変数を設定」VIのファジーシステム入力入力に配線します。
- 「FL変数を設定」VIの入力/出力入力を右クリックし、ショートカットメニューから作成→定数を選択します。
- 入力言語変数を変更することを指定するには、入力/出力定数で入力を選択します。
- 「FL変数を設定」VIの変数指標入力を右クリックし、ショートカットメニューから作成→定数を選択します。
- 最初の言語要素を変更することを指定するには、変数指標定数に0を入力します。指標はゼロベースで、言語要素が作成された順番に対応します。気温変数はファジーシステムの最初の入力言語変数であることを思い出してください。
- 「FL変数を設定」VIの最小入力と最大入力に定数を作成し、それぞれに32と122を設定します。この新しい範囲は、温室内の可能な気温を華氏で表しています。これでブロックダイアグラムは以下の図のようになります。

- VIを保存します。
このVIは、実行時に気温変数の新しい範囲を設定します。しかし、摂氏から華氏への変換を完了するには、気温変数のメンバーシップ関数も変更する必要があります。
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