4. メンバーシップ関数を変更する
- 更新日2023-02-21
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ファジーシステムの言語変数のメンバーシップ関数を変更するには、メンバーシップVIを使用します。気温入力言語変数のメンバーシップ関数が摂氏ではなく華氏を使用するように変更するには、以下の手順に従います。
- 「FLメンバーシップ関数を設定」VIをブロックダイアグラムに追加します。
- 「FL変数を設定」VIのファジーシステム出力出力を「FLメンバーシップ関数を設定」VIのファジーシステム入力入力に配線します。
- 「FLメンバーシップ関数を設定」VIのメンバーシップ関数指標、変数指標、入力/出力入力に定数を作成し、それぞれ0、0、入力に設定します。これらの入力は、気温入力言語変数の最初のメンバーシップ関数低温を変更することを指定します。
- 「FLメンバーシップ関数を設定」VIの形状入力に定数を作成します。
- この言語変数のメンバーシップの度合いを決める関数の形状を指定するために、形状定数で台形を選択します。
- 「FLメンバーシップ関数を設定」VIのポイント入力に定数を作成します。この入力は、メンバーシップ関数の基準点と最高点に対応する言語変数の値を、左から右、基準から最高の順番に指定します。
- ポイント配列定数の最初の4つの要素に、それぞれ32、32、55、70を入力します。
- 通常気温と高温メンバーシップ関数に関して、ステップ1~5を繰り返します。各メンバーシップ関数でブロックダイアグラムに新しい「FLメンバーシップ関数を設定」VIを追加し、前のVIのファジーシステム出力出力を次のVIのファジーシステム入力入力に配線します。以下の表の形状とポイントを使用します。
メンバーシップ関数 形状 ポイント 通常気温 ガウス 59, 68, 77, 86 高温 台形 75, 90, 122, 122
これでブロックダイアグラムは以下の図のようになります。
- VIを保存します。
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