ビジー設定
- 更新日2025-07-30
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VIのフロントパネル上でカーソルの外観を、システムビジーカーソルに変更します。また、この関数を使用して、フロントパネルのマウスとキーボードを無効にすることもできます。
「ビジー設定解除」VIを使用して、カーソルをLabVIEWのデフォルトカーソルに戻して、マウスとキーボードを再度有効にできます。「ビジー設定」VIは、「カーソル設定」VIを使用して、アイコン入力に1を書き込む操作に似ています。
(Real-Timeモジュール) このVIは、RTターゲットで実行されるVIでは使用できません。

入力/出力
カーソルID
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カーソルIDは、VIのフロントパネルで使用するカーソルのリファレンスです。デフォルトは、システムビジーカーソルです。 「ファイルからカーソルを作成」VIを使用して、カーソルへのリファレンスを取得します。 カーソルのリファレンスが無効の場合、LabVIEWはカーソルをデフォルトのLabVIEWカーソルに変更し、カーソルの制御をLabVIEWに返します。
VIリファレンス (現在のVI)
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VIリファレンスは、カーソルを変更するVIのリファレンスです。デフォルトは現在のVIへのリファレンスです。 「VIリファレンスを開く」関数を使用すると、別のVIリファレンスを取得できます。 複数のフロントパネルを開いている場合この入力は役に立ちますが、1つのフロントパネルでのみカーソルを変更するこを推奨します。カーソルを変更したいVIのフロントパネルを開いていない場合、このVIはエラーを返します。
クリックを無効にする? (T)
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クリックを無効にする?がTRUE (デフォルト) の場合、VIはフロントパネルでマウスとキーボードを無効にします。 「ビジー設定解除」VIを使用して、マウスとキーボードを再度有効にする必要があります。 フロントパネルでマウスとキーボードを無効にした場合でも、ユーザはツールバーの実行停止ボタンをクリックできます。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
前のカーソルID
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前のカーソルIDは、このVIを実行する前のフロントパネルのカーソルのリファレンスです。 この出力を「カーソル設定」VIに配線して、カーソルを前回のカーソルに戻します。
エラー出力
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エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。 |
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Dialog and User Interface\Cursor\Set Busy Cursor.vi
カーソルID
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VIリファレンス (現在のVI)
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クリックを無効にする? (T)
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エラー入力 (エラーなし)
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前のカーソルID
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エラー出力
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