カーソルファイル内のカーソルへのリファレンスを返します。

スタンドアロンアプリケーションまたは共有ライブラリとして配布するVIがカーソルファイルからカーソルを使用している場合は、カーソルファイルをアプリケーションまたは共有ライブラリと配布する必要があります。

(Real-Timeモジュール) このVIは、RTターゲットで実行されるVIでは使用できません。


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入力/出力

  • cpath.png カーソルファイル

    カーソルファイルは、リファレンスするカーソルを含むファイルへのパスです。

    ファイルが存在しない場合、またはファイルが有効なカーソルのファイルでない場合、LabVIEWはエラーコード7を返します。

    (Windows)拡張子が .ani または .curの ファイルである必要があります。

    (macOS) ファイルはリソースファイルでなければなりません。また、使用するIDまたはカーソルをカーソルリソースID入力に配線する必要があります。カーソル画像が16 × 16ピクセルよりも大きい場合、VIはそのサイズに画像を切り取ります。

    (Linux) ファイルの拡張子は .png である必要があります。動画のカーソルは使用できません。カーソルはモノクロで、カーソルの形状は.pngファイルの透明度の設定によります。

  • ci16.png カーソルリソースID

    (macOS) カーソルリソースIDは、カーソルファイルに配線されたリソースファイル内のカーソルのIDです。

    カーソルが動画の場合、カーソルリソースID128よりも小さくなければなりません。カーソルが動画でない場合、カーソルリソースID128以上でなければなりません。

  • cnclst.png ホットスポット

    ホットスポットには、左上隅から開始するカーソルのホットスポットの座標が含まれます。動画のカーソルにはホットスポットを設定できません。

    NIでは、Linux上でのみホットスポットを設定することを推奨します。WindowsおよびmacOSのカーソルにはホットスポットがすでにありますが、Linuxではカーソルのホットスポットを設定する必要があります。

  • ci16.png x

    xは、右方向に従って数値が増加するホットスポットの水平座標です。デフォルト値は –1 で、VIはホットスポットの水平座標をカーソルのデフォルトのホットスポットの水平座標に設定します。

  • ci16.png y

    yは、下方向に従って数値が増加するホットスポットの垂直座標です。デフォルト値は –1 で、VIはホットスポットの垂直座標をカーソルのデフォルトのホットスポットの垂直座標に設定します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • idlrn.png カーソルID

    カーソルIDは、カーソルファイルにあるカーソルへのリファレンスです。カーソルのリファレンスが既に存在する場合、VIは既存のリファレンスを返します。

    このリファレンスを「カーソル設定」または「ビジー設定」VIに配線して、VIのフロントパネルにあるカーソル表示を変更します。

    カーソル破棄」VIを使用して、カーソルを設定した後にカーソルのリファレンスを閉じます。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。