STFTスペクトログラムPtByPt
- 更新日2025-07-30
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短時間フーリエ変換 (STFT) アルゴリズムを使用して、時間/周波数共同領域における信号エネルギー分布を計算します。
このVIは、スライドFFTを実行します。このVIは「STFTスペクトログラム」VIに似ています。
メモ デフォルトでは、すべてのポイントバイポイントVIで再入可能実行が有効にされています。

入力/出力
初期化
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初期化は、TRUEの場合、VIの内部状態を初期化します。
x
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xは時間波形です。
サンプルの長さ
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サンプルの長さは、各入力データセットの長さです。VIは、各データセットで計算を実行します。デフォルトは100です。 サンプルの長さは、0よりも大きくなければなりません。
時間間隔
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時間間隔は、スライド式窓をシフトするのに必要なサンプル数です。デフォルトは1です。 時間間隔を高くすると、計算時間とメモリ要件が削減されますが、時間領域分解能が低下します。時間間隔を低くすると、時間領域分解能が向上しますが、計算時間とメモリ要件が増加します。
窓幅
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窓幅は、選択した窓の実際の長さです。デフォルトは 50 です。 これはフーリエ変換に使用されるサンプル数に対応します。
窓セレクタ
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窓セレクタは、VIがスペクトログラムを計算するのに使用する解析窓のタイプを決定します。
STFTスペクトログラム{X}
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STFTスペクトログラム{X}は、時間/周波数共同領域の時間波形エネルギー分布を記述する2次元配列です。 STFTスペクトログラムX}での行数および時間軸数は、時間波形の要素数を時間間隔で除算して、その値を切り上げた値と等しくなります。STFTスペクトログラム{X}での列数 (周波数軸) は、 (窓幅/2) + 1と同じです。
エラー
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エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Signal Processing\Point by Point\Moving STFT PtByPt.vi
初期化
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x
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サンプルの長さ
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STFTスペクトログラム{X}
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エラー
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