指定された区間内で、1次元関数のゼロを調べます。関数は連続関数で、区間の終了ポイントで異なる符号を持つ必要があります。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。


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入力/出力

  • cdbl.png 確度

    確度は、ゼロ測定の確度を制御します。デフォルト値は1.00E-8です。

  • cdbl.png 開始

    開始は、区間の左端のポイントです。デフォルトは 0.0 です。

  • cdbl.png 終了

    終了は、区間の右端のポイントです。デフォルトは 0.0 です。

  • csvrn.png f(x)

    f(x)は、1D関数を実装するVIへのタイプ指定リファレンスです。

    このVIは、labview\vi.lib\gmath\zero.llb\Zero Finder f(x) 1D.vitにあるVIテンプレートを元に作成します。

  • cfxdt.png データ

    データには、関数を実装するVIに渡す任意の値が含まれます。

  • idbl.png ゼロ

    ゼロは、f(x)で算出されたゼロです。ゼロは正確な値に対してのみ有効な近似になります。

  • idbl.png f(ゼロ)

    f(ゼロ)は、ポイントゼロの関数値です。解は0に非常に近い値になります。

  • iu32.png ティック

    ティックは、関数値の全体の計算に要する目標時間 (ミリ秒) です。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。開始終了よりも大きい場合、アプリケーションはエラー条件として解釈します。開始ポイントと終了ポイントの関数値には、(開始、終了) の間にゼロがあることを確実にするために、異なる符号がある必要があります。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • 関数 f(x)およびf(a)*f(b) < 0の場合、リダー法により c = (a + b)/2が決定され、以下の式を使用して新規推定値が計算されます。

    開始c新規終了の値は、TRUEになる以下の不等式の種類により新規の反復の基礎となります。

    f(start) - f(cnew) < 0 f(cnew) - f(end)< 0

    |ab| < 確度の場合、アルゴリズムは停止します。

    リダー法は、非常に高速で信頼性の高い方法です。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Mathematics\Scripts and Formulas\Street Illumination Problem.vi