時間の間隔が不均一な信号のパワースペクトルを計算します。


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入力/出力

  • c1ddbl.png X時間

    X時間は不連続で不均等な間隔の時間です。

  • c1ddbl.png X

    Xは、X時間の倍数時間でのデータを表します。

    XX時間の間には、1対1の関係があります。

  • i1ddbl.png パワークスペクトルFFT{X}周波数

    パワークスペクトルFFT{X}周波数は、パワースペクトルを計算する周波数ポイントです。

  • i1ddbl.png パワークスペクトルFFT{X}

    パワークスペクトルFFT{X}は、Lomb正規化ペリオドグラムとしてのパワースペクトルです。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • 使用されるアルゴリズムは、Lomb正規化ペリオドグラムに基づいています。tkの時間ポイントでのデータXkとします。つまり、以下のような関係が成り立ちます。

    X = {x0, x1, …, xn – 1}

    および

    X時間 = {t0, t1, …, tn – 1}。

    さらに、

    および

    次に、Lomb正規化ペリオドグラムは以下のように定義されます。

    ,

    以下のダイアグラムは、不均一な時間間隔でサンプルされた信号の256の長さのフーリエ変換を示します。信号は、周波数20、40、60、80 Hzの正弦波の組み合わせです。信号の持続時間は1秒間です。1 Hzの周波数分解能の場合、サンプリング周波数は256 Hzと選択されます。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Signal Processing\Transforms\Generalized Fourier Spectrum.vi
    • labview\examples\Signal Processing\Transforms\FFT and Power Spectrum Units.vi