Z検定

サンプルセットは、検定したい母集団からランダムにサンプルしたデータを指定します。

平均は、仮説を立てられた母集団の平均値を指定します。帰無仮説は、母集団平均は平均と等しいものです。

正規分布の平均値は、変数の観測値が平均以下である確率と平均以上である確率がどちらも50%であるといった、正規確率変数の値です。

有意水準は、サンプルセットおよび仮説を立てられた平均に基づいた、仮説検定の結果が間違っている確率を指定します。

stdは、母集団の既知の標準偏差を指定します。

対立仮説は、LabVIEWが母集団平均は平均と等しいという帰無仮説を棄却した場合に受け入れる仮説を指定します。

帰無仮説を棄却は、帰無仮説を棄却するかどうかを表し、有意水準は誤った結論に辿り着く確率を表します。

p値が有意水準以下の場合、帰無仮説を棄却はTRUEを返します。この場合、帰無仮説が破棄され、対立仮説が受け入れられます。p値が有意水準より大きい場合、帰無仮説を棄却はFALSEを返します。この場合、帰無仮説が受け入れられ、対立仮説が棄却されます。

p値は、誤って帰無仮説を棄却した確率を返します。

信頼区間は、実際の母集団平均を推定する上での誤差を表す母集団平均の上限と下限を返します。

エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

z検定情報は、Z検定の計算に使用されたサンプル統計を返します。