歪度および尖度
- 更新日2025-07-30
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入力シーケンスXの歪度および尖度を計算します。
歪度とは、対称性の測定値です。尖度とは、分布のピーク測定値です。

入力/出力
X
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Xは入力シーケンスです。Xが空の場合、歪度と尖度はNaNです。
加重 (サンプル)
—
加重は、入力シーケンスXが完全な母集団か、母集団から取り出されたランダムサンプルかを指定します。
歪度
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歪度は入力シーケンスXに対象な測定値を返します。
尖度
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尖度は入力シーケンスXのピーク測定値を返します。
エラー
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エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
歪度の値が負である場合は、確率密度関数の左側部分が右側部分よりも長いことを示します。歪度の値が正である場合は、確率密度関数の右側部分が左側部分よりも長いことを示します。
以下のフロントパネルの図は、負の歪度を示しています。

以下のフロントパネルの図は、正の歪度を示しています。

正規分布の尖度は3です。分布の尖度が3未満である場合、その分布が正規分布よりも平らであることがわかります。尖度の値が3より大きい分布は、正規分布よりも鋭角的です。以下のフロントパネルの図は、尖度が6、3、1.8の分布を表しています。

X
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加重 (サンプル)
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歪度
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エラー
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