連続分布の中央値に対する仮説を検定します。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。

他のすべての仮説検定と同様に、仮説はサンプルセットではなく母集団に関するステートメントです。符号検定は、基底となる母集団の分布について推定をしないノンパラメトリック検定です。


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入力/出力

  • c1ddbl.png サンプルセットx

    サンプルセットxには、最初の変数xからサンプリングされたデータが含まれます。

  • c1ddbl.png サンプルセットy

    サンプルセットyには、2番目の変数yからサンプリングされたデータが含まれます。

  • cdbl.png 有意水準

    有意水準は、ペアのサンプルセットに基づいた、仮説検定の結果が間違っている確率を指定します。

  • ci32.png 対立仮説

    対立仮説は、LabVIEWが2つの変数母集団は共通の中央値を持つという帰無仮説を棄却した場合に受け入れる仮説を指定します。帰無仮説が正しい場合、サンプルセットxサンプルセットyの差の中央値はゼロです。

    -1中央値(x) < 中央値(y)―最初の集合の中央値は2番目の集合の中央値より小さくなります。
    0中央値(x) != 中央値(y)―最初の集合の中央値は2番目の集合の中央値と同じではありません。
    1中央値(x) > 中央値(y)―最初の集合の中央値は2番目の集合の中央値より大きくなります。
  • ibool.png 帰無仮説を棄却

    帰無仮説を棄却は、帰無仮説を棄却するかどうかを表し、有意水準は誤った結論に辿り着く確率を表します。

    p値有意水準以下の場合、帰無仮説を棄却はTRUEを返します。この場合、帰無仮説が破棄され、対立仮説が受け入れられます。p値有意水準より大きい場合、帰無仮説を棄却はFALSEを返します。この場合、帰無仮説が受け入れられ、対立仮説が棄却されます。

  • idbl.png p値

    p値は、誤って帰無仮説を棄却した確率を返します。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。