2D波動PDE BCを定義 (VIRef)
- 更新日2025-07-30
- 5分で読める
偏微分方程式の境界条件を定義します。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。

入力/出力
データ
—
データは、VIに任意値を渡すバリアントです。
PDE入力
—
PDE入力は、方程式のデータを格納するクラスです。
境界条件
—
境界条件は、境界条件を実装するVIへのタイプ指定リファレンスです。 このVIは、labview\vi.lib\gmath\pde.llb\Common\2D Stationary PDE Func Template.vitにあるVIテンプレートを元に作成します。
タイプ
—
タイプは、境界条件のタイプを指定します。
位置
—
位置は、境界条件の位置を指定します。
エラー入力 (エラーなし)
—
エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
PDE出力
—
PDE出力は、境界条件を含むPDE入力を返します。
エラー出力
—
エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。 |
以下の表は、四角形領域で定義された1次元および2次元方程式の法線微分の定義を示します。
メモ 境界タイプがノイマンの場合、xまたはy軸の微分の値ではなく、未知関数の法線微分の値を指定する必要があります。また、多角形領域でノイマン条件は指定できません。
| 位置 | 法線微分 (1次元) | 法線微分 (四角形領域) |
|---|---|---|
| 開始X | ![]() |
![]() |
| 終了X | ![]() |
![]() |
| 開始Y | N/A | ![]() |
| 終了Y | N/A | ![]() |
以下のブロックダイアグラムは、1次元波動方程式の境界条件を定義する例を示します。開始Xの境界条件は、VIが定義するディリクレです。終了Xの境界条件は、数値配列が定義するノイマンです。

サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Mathematics\Differential Equations - PDE\PDE Flexible Element.vi
- labview\examples\Mathematics\Differential Equations - PDE\PDE String Vibration.vi
- labview\examples\Mathematics\Differential Equations - PDE\PDE Thermal Distribution.vi
データ
—
PDE入力
—
境界条件
—
タイプ
—
エラー入力 (エラーなし)
—
PDE出力
—
エラー出力
—





