未ソート1D配列内の要素開始指標を起点に検索します。検索は順番に行われ、要素が検出されると、検索は即時に停止します。コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • c1ddbl.png 未ソート1D配列

    未ソート1D配列には、任意のタイプの1D配列を入力できます。

  • cdbl.png 要素

    要素は、配列内で検索する値です。要素のデータタイプは、ソート1D配列の要素のデータタイプと同じである必要があります。

  • ci32.png 開始指標 (0)

    開始インデックスは、LabVIEWが検索を開始するインデックスです。デフォルトは0です。

  • cEqual_Functorlvclass.png 「等しい?」関数 (標準=)

    「等しい?」関数は、配列の検索に使用する比較です。これは、デフォルトでは、標準の「等しい?」関数で使用されている比較と同じです。

    配列要素が、タイプの同じ2つの入力と1つのブール出力をもつ「Equals」メソッドをもつクラス (コネクタペインの構成は) である場合、その比較を使用するようにデフォルトが変更されます。

    別のソート順を指定するには、このターミナルを次のいずれかのオブジェクトに配線します:

    • 以下のコネクタペイン構成でEqualsメソッドを定義したクラス
      • 左上の入力がファンクタ。ファンクタとは、データタイプに対する操作を定義するクラスです。
      • 2つの入力のデータタイプが配列要素と同じ。
      • 2つの空の出力間の出力がブール。
    • 以下のコネクタペイン構成を持つ VI refnum
      • 2つの入力のデータタイプが配列要素と同じ。
      • 出力がブール。

    比較関数は「対称」である必要があります。つまり、a<b がTRUEであれば、b<a はFALSEである必要があり、aとbが同じ値であれば、「a<b」と「b<a」は両方ともFALSEである必要があります。関数が対称でない場合、検索結果は予測できません。

  • ii32.png 要素の指標

    要素の指標は、要素が検出された場所の指標です。

    関数が要素を検出しない場合、要素の指標は–1になります。

  • この関数を使用して、配列の要素でない値の指標を取得することはできません。たとえば、0.0と1.0という2つの要素をもつ配列がある場合、0.5という値は配列の要素でないため、この関数は値0.5の指標を検出しません。小数指標を見つけるためにしきい値1D配列を使用するか、一部のイプシロン内で最初の値を見つけるために「等しい?」関数入力に代替比較を指定します。

    この関数は、指定する要素が配列要素に正確に一致する場合のみ文字列を検出します。正規表現により、条件に一致する文字列の場所をすべて検索するには、「正規表現に一致」関数を使用するか、「等しい?」関数入力代替比較を指定します。