しきい値1D配列関数
- 更新日2025-07-30
- 4分で読める
降順以外の2Dグラフを表す1D配列内の補間ポイントです。この関数は、yしきい値が最初の要素の値より大きく、2番目の要素の値より小さいまたは等しいなど、連続した要素のペアが検索されるまで、開始指標から数値または点の配列の値とyしきい値を比較します。
コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。

入力/出力
数値またはポイントの配列
—
数値またはポイントの配列は、数値の配列またはポイントの配列として使用できます。ここで、各ポイントは、xy座標のクラスタです。 この入力がポイントの配列の場合、この関数はクラスタの2番目の要素またはy座標を使用して、対応するx値を補間するのに使用する小数指標を取得します。
yしきい値
—
yしきい値は関数のしきい値です。yしきい値が開始指標で配列の値以下の場合、関数は小数指標またはxの開始指標を返します。 yしきい値が配列内のすべての値以上の場合、関数は最後の値の指標を返します。配列か空の場合、関数はNaNを返します。
開始指標 (0)
—
開始指標は数値でなければなりません。デフォルトは0です。これは、関数は、配列の指定された一部分でなく、配列全体から計算された結果を返すことを意味します。
小数指標またはx
—
小数指標またはxは、LabVIEWが数値またはポイントの配列の1D入力配列として計算した補間結果です。 たとえば、数値またはポイントの配列が4つの数値[4, 5, 5, 6]を要素とする配列で、開始指標が0、yしきい値が5だとします。関数が検出した最初の数値5の指標に対応して小数指標またはxは1となります。配列の要素が2.3、5.2、7.8、7.9、10.0で、開始指標が0、yしきい値が6.5以下と仮定します。6.5は5.2 (指標1) と7.8 (指標2) の中間にあるため、出力は1.5です。同じ数値のセットのyしきい値が7の場合、出力される指標は1.69になります。yしきい値が14.2、開始指標が5、指標5から始まる配列の値が9.1、10.3、12.9、15.5の場合、14.2は12.9と15.5の中間値であるため、yしきい値は要素7と8の間の値になります。小数指標またはxの値は、7と8の中間値の7.5です。 配列入力がポイントの配列から成り、各ポイントがxy座標のクラスタの場合、出力は、配列の小数指標ではなく、y座標のyしきい値の補間位置に対応する補間x値となります。yしきい値の補間部分が、2.5と0のx値を含む配列の指標4と5にあるy値の中間にある場合、出力は、数値配列の場合のように4.5の指標値ではなく、–1.25のx値になります。つまり、ポイントをグラフ化した場合、この関数は所定のy値に関連付けれた補間x値を返します。 この関数は、ポイントの配列と同じように、数値の配列を処理します。数値の配列がある場合、この関数は、X座標を配列自体の指標と同じであると推定します。つまり、この関数はポイントの間隔が均等であると推定します。 |
この関数は、最初の値とyしきい値間の小数距離を計算して、線形補間を使用してyしきい値が数値またはポイントの配列内で配置される位置の小数指標を返します。
この関数は負の勾配の交差の指標を認識しませんが、yしきい値が開始指標の値より小さい場合は不正確なデータを返すことがあります。より上級の配列解析を行う場合、「しきい値検出」VIを使用してください。
数値またはポイントの配列
—
yしきい値
—
開始指標 (0)
—
小数指標またはx
—