行列で多項式評価 (DBL)
- 更新日2025-07-30
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行列Aを持つ多項式P(X)を評価します。P(x)入力およびA入力に配線するデータタイプにより、使用する多態性のインスタンスが決まります。

入力/出力
A
—
Aは実数の正方行列です。Aは、P(x)の独立変数の役割を果たします。Aが正方でない場合、VIはP([A])を空の配列に設定してエラーを返します。
P(x)
—
P(x)は、実多項式の係数 (昇累乗の順) を含みます。
P([A])
—
P([A])は実数値Aでの実多項式P(x)の評価結果を返します。
エラー
—
エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
多項式P(x)を正方行列Aで評価します。たとえば、以下の多項式によって、3個の要素を含む配列P[0…2]によって表される2次多項式が定義されます。
P[2]x²+ P[1]x + p[0] です。VIによる前述の多項式の評価から、以下のことが分かります。
p([a]) = p[2]a²+ p[1]a + p[0]iここで、Iは単位行列で、Aと同じ大きさです。
A
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P(x)
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P([A])
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エラー
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