3D直交座標回転 (オイラー) (スカラ)
- 更新日2025-07-30
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オイラー角法を使用して三次元直交座標を反時計回りに回転させ、所定の点の新規座標を返します。X入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

入力/出力
x
—
xは2要素ベクトルの実数入力xコンポーネントです。
y
—
yは2要素ベクトルの実数入力yコンポーネントです。
z
—
zは入力z座標を指定します。
オイラー角
—
オイラー角は、オイラー角をラジアンで指定します。
回転順序
—
回転順序は、周りに座標を回転させる軸の順番を指定します。 たとえば、X-Y-Zは、最初、2番目、3番目の回転をそれぞれX、Y、Z軸の周りに指定します。デフォルトの順番はZ-X-Zです。
x出力
—
x出力は回転されたx座標を返します。
y出力
—
y出力は回転されたy座標を返します。
z出力
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z出力は回転されたz座標を返します。
エラー
—
エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
オイラーの回転理論によれば、以下のようにオイラー角φ、θ、ψで座標回転を記述することができます(デフォルトの回転順序 Z-X-Zを 例として使用):

この回転は以下の3段階の手順で表すことができます。
- Z軸を中心にX軸、Y軸、Z軸をφ(-π<φ≦π)だけ回転させ、X'-、Y'-、Z-軸とする。
- X'軸、Y'軸、Z軸をX'軸を中心にθ(0≦θ≦π)だけ回転させ、X'軸、Y''軸、Z'軸を得ます。
- X'-軸、Y''-軸、Z'-軸をZ'-軸を中心にψ(-π<ψ≦π)だけ回転させ、X''-軸、Y'''-軸、Z'-軸とする。
ポイント(x, y, z)の回転をB、C、D という以下の3つの配列で表すと、
;
;
,ポイント(x', y', z')の新しい座標は以下のようになります。

ここで、A = BCD です。
x
—
オイラー角
—
回転順序
—
x出力
—
エラー
—