正方行列のシューア分解を実行します。入力行列入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。


icon

入力/出力

  • c2dcdb.png 入力行列

    入力行列は複素正方行列でなければなりません。

  • cbool.png シューアベクトルを演算?

    シューアベクトルを演算?はVIがシューアベクトルの計算を行うかどうかを指定します。デフォルトはFALSEです。

  • cu16.png 次数

    オーダーは、固有値と対応するシューア型シューアベクトルを順序付ける方法を指定します。

    0並べ替えなし (デフォルト)―固有値の順序を並べ替えません。
    1実数昇順―実部を昇順に並べ替えた固有値のリストを表示します。
    2実数降順―実部を降順に並べ替えた固有値のリストを表示します。
    3振幅昇順―振幅を昇順に並べ替えた固有値のリストを表示します。
    4振幅降順―振幅を降順に並べ替えた固有値のリストを表示します。
  • i2dcdb.png シューア型

    シューア型は上三角行列を返します。

  • i2dcdb.png シューアベクトル

    シューアベクトルはユニタリ行列を返します。

  • i1dcdb.png 固有値

    固有値は、入力行列の計算された固有値をすべて含む複素ベクトルです。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • n × nの行列Aのシューア分解は以下の式によって求められます。

    A = QSQH

    ここで、Sはシューア型、QHは行列Qの共役転置です。

    実行列

    実行列Aについて、Qは、n x nの直交行列です。Sは、実シューア型のブロック上三角行列で、以下の行列のように、主対角要素はすべて1 × 1または2 × 2のブロックです。

    ここで、Siiは、1次元または2次元、および i = 1, 2, …, m の正方ブロックです。

    複素行列

    複素行列Aについて、Qは、n x nのユニタリ行列です。Sは、複素シューア型の上三角行列です。