有理補間
- 更新日2025-07-30
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有理関数を使用して、x値におけるfを補間または補外します。有理関数は、YとXによって形成されたすべての点を通過します。

入力/出力
Y
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Yは、従属値の配列です。
X
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Xは、独立値の配列です。Xの要素数がYの要素数と異なる場合、このVIは、出力補間値と補間エラーをNaNに設定して、エラーを返します。
x値
—
x値は、補間または補外を実行するポイントを指定します。x値がXの範囲内にある場合、VIは補間を実行します。それ以外の場合、VIは補外を実行します。 x値がXの範囲から大きく外れている場合、補外誤差も大きくなることがあります。これは、十分な補外ではありません。
補間値
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補間値は、x値における関数fの補間です。
補間誤差
—
補間エラーとは、補間における推定誤差です。
エラー
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エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
以下の有理関数は、

YとXによって形成されるすべての点を通過します。PとQは多項式で、有利関数はn点(xiyi)のセットにおいて固有です。ここで、f(xi) = yi、fは任意の関数で、xがxiの値の範囲内にあるとします。
このVIは、以下の式を使用して出力補間値yを計算します。

点の数が奇数である場合、PとQの自由度は
です。点の数が偶数の場合、Pの自由度は
、Qの自由度は
となります。nはYとXによって形成される点の総数です。
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Mathematics\Interpolation\Interpolation Solver.vi
Y
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x値
—
補間値
—
エラー
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