位相単位で指定した単位に従って、位相配列の絶対値がπまたは180を超える不連続部分を除去して位相接続します。


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入力/出力

  • c1ddbl.png 位相

    位相は、接続する位相の入力配列です。単位は位相単位で指定します。

  • ci32.png 位相単位

    位相単位位相および接続された位相の単位を指定します。

    0ラジアン入力、ラジアン出力 (デフォルト)
    1ラジアン入力、度出力
    2度入力、度出力
    3度入力、ラジアン出力
  • i1ddbl.png 接続された位相

    接続された位相は、接続された位相を返します。単位は位相単位で指定します。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • 「位相接続」VIは不連続部分を除去して位相配列を位相接続します。位相の隣接した2つの値の間の差異がpiを超え、位相単位ラジアン入力、ラジアン出力の場合、このVIは以下の式で位相された接続を計算します。

    ここで、P_outアンラップされた位相P位相N位相の長さ、はフロア演算です。

    このVIは、位相単位で指定するその他の単位に対して、同様な式でアンラップされた位相を計算します。

    以下の2つのグラフは、位相アンラップの効果を表しています。最初のグラフは位相接続前の元の位相を示し、2番目のグラフは位相接続後の位相を示します。

    「位相接続」VIを線形時不変形システムの計算された位相応答に適用できます。位相応答は、システムの周波数応答の複雑な角度として定義されます。[–pi, pi]内の角度として (つまり、2*piラジアンの1つのサイクル内の角度として) 位相応答を計算します。位相応答を計算する際に2*piの積をラップするため、1つの周波数ビンから次の周波数ビンの位相応答では、不連続部分が頻出します。