入力シーケンスチャープZ {X}のチャープZ変換を計算します。


icon

入力/出力

  • c1dcdb.png チャープZ{X} —

    チャープZ {X}は複素値の入力シーケンスです。チャープZ{x} の長さは、サンプル数以上である必要があります。

  • ci32.png サンプル数 —

    サンプル数はXの長さを指定します。サンプル数はチャープZ{X}の長さ以下である必要があります。サンプル数が0以下の場合、VIはサンプル数をチャープZ{X}の長さに設定します。デフォルト値は –1です。

  • ccdb.png 開始点 —

    開始点は、チャープZ変換の評価を開始するポイントで、詳細セクションの方程式により最もわかりやすく示されます。開始点が0の場合、VIはエラーを返します。

  • ccdb.png 増分 —

    増分は、チャープZ変換を評価する各ポイント間の増分です。増分を0にすることはできません。

    逆Chirp-Z変換の特異なケースを避けるため、 incrementは 、次のものとは異なる必要があります。 e2π*j*k/L ここで、 k = 0, 1, ...,L-1 L = 1, 2,...,N-1 , Nは サンプルの数です。

  • i1dcdb.png X —

    Xは、チャープZ {X}の逆チャープZ変換です。

  • ii32.png エラー —

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

    • Yが 配列 Chirp-Z {X}を表す場合、VIが配列 Xを得るためにChirp-Z変換を行う様子を以下の式で示します。

    ここで、k = 0, 1, …, M–1です。ここで、N は X (サンプル数) の長さ、 M はチャープZ {X}の長さ、A は開始ポイント、W は増分、Xn はXの n 番目の要素、yk はチャープZ {X}の k 番目の要素です。

    逆チャープZ変換は、チャープZ {X}からシーケンスXを計算します。以下の式に従って、このVIはコンボリューションベースの方法を使用し、この変換を実行します。

    xn=hn*mn

    と

    ここで、

    および

    zk=0, 1, …, N–1

    mn で次のz変換が可能です。M(z):

    以下のブロックダイアグラムは、「逆チャープZ変換」VIを使用して、チャープZ変換された信号の逆チャープZ変換を計算する方法を示します。