クロスパワー (CDB)
- 更新日2025-07-30
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入力信号XとYのクロスパワースペクトルSxyを計算します。X入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

入力/出力
X
—
Xは第1複素数の入力シーケンスです。
Y
—
Yは第2複素値入力シーケンスです。
Sxy
—
Sxyは、入力信号XおよびYのクロスパワースペクトルです。
エラー
—
エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
信号x(t) と信号y(t) のクロスパワーSxy(f) は、次のように定義されます。
Sxy(f) = X*(f)Y(f)ここで、X*(f)はX(f)の複素共役です。
X(f) =F{x(t)} です、 Y(f)=F {y(t)}とする。このVIは、FFTルーチンとDFTルーチンを使用して以下の式でクロスパワースペクトルを計算します。
、ここで、Sxyは複素数シーケンスSxy、nは入力シーケンスXとYを含むサンプル数です。
「クロスパワー」VIがFFTで計算できる最大のクロスパワースペクトルは、223 (8,388,608または8M) です。

入力シーケンスXとYのサンプル数が同じであり、2の累乗である場合、
n = m = 2kここで、k = 1, 2, 3,…, 23とする、
また、nがXのサンプル数、mがYのサンプル数とすると、「クロスパワー」VIはFFTルーチンを直接呼び出して複素クロスパワーシーケンスを計算します。このテクニックでは、「クロスパワー」VIが適切な場所で実行されるため、実行時間とメモリ管理の双方において効率的です。
XとYのサンプル数が等しくない場合、
n ≠ mここで、nがXのサンプル数、mがYのサンプル数とすると、「クロスパワー」VIはまず小さい方のシーケンスを0でパディングして大きい方のシーケンスとサイズを合わせます。このサイズが2の累乗である場合、
max(n,m) = 2kここで、k = 1, 2, 3,…, 23とする、
「クロスパワー」VIはFFTを使用してクロスパワースペクトルを計算します。それ以外の場合は、「クロスパワー」VIはこれより低速なDFTを使用してクロスパワースペクトルを計算します。したがって、複素出力シーケンスのサイズは以下のようになります。
size = max(n,m)
X
—
Sxy
—
エラー
—