入力シーケンスXおよびYの相互相関を計算します。XおよびY入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。


icon

入力/出力

  • c2ddbl.png X

    Xは、最初の入力シーケンスです。

  • c2ddbl.png Y

    Yは、2番目の入力シーケンスです。

  • cenum.png アルゴリズム

    アルゴリズムは相関方法を指定します。アルゴリズムdirectに設定されている場合、このVIはダイレクトフォームの線形相関を使用して、相互相関を計算します。アルゴリズムfrequency domainに設定されている場合、このVIはFFTベースの技術を使用して、コンボリューションを計算します。

    Xと Yが 小さい場合、 direct 方式が一般的に速い。 Xと Yが 大きい場合、 frequency domain 方式が一般的に速い。また、2つの方法にはわずかな数値的な差異があります。

    0
    direct
    1
    frequency domain
    (デフォルト)
  • i2ddbl.png Rxy

    RxyXYの相互相関です。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • 2D相互相関

    「相互相関」VIは、以下のように、2次元の相互相関を計算します。

    ここで、i = –(M1–1), … , –1, 0, 1, … , (M2–1)およびj = –(N1–1), … , –1, 0, 1, … , (N2–1)です。

    また、M1 は行列 X の行数です。

    N 1は行列 Xの列数M 2は行列 Yの行数N 2は行列 Yの数、 Xと Yの 範囲外の添字要素は、以下の関係に示すように、0に等しくなる:

    x(m,n)=0、m<0または mM1 またはn<0または nN1

    および

    y(m,n) = 0, m < 0 または m≥ M2 または n < 0 または n≥ N2.

    出力行列Rxyの要素は、以下のようにhの要素と関連付けられます。

    i = 0, 1, 2, … , M1+M2–2 および j = 0, 1, 2, … , N1+N2–2 の場合、Rxy(I,j) = h(i–(M1–1), j–(N1–1))