入力シーケンスXの離散余弦変換 (DCT) を計算します。X入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。


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入力/出力

  • c1ddbl.png X

    Xは実ベクトルです。

  • ci32.png DCTサイズ

    DCTサイズは実行するDCTの長さです。

    DCTサイズXの要素数より大きい場合、このVIはゼロをXの最後に追加して、DCTサイズのサイズを一致させます。DCTサイズXの要素数より小さい場合、このVIはXの先頭のDCTサイズ要素のみを使用してDCTを実行します。DCTサイズが0以下の場合、このVIはXの長さをDCTサイズとして使用します。

  • i1ddbl.png DCT{X}

    DCT {X}XのDCTです。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • 1D DCT

    シーケンスXの1次元離散余弦変換DCT {X}は、以下の式で定義されます。

    および

    ここで、NXの長さです。

    xnは Xの n番目の 要素である、 ykはDCT{X}のk 番目の要素である。

    このVIは離散余弦変換を直接計算せずに、高速DCTアルゴリズムを適用します。LabVIEWでは、この高速DCTアルゴリズムをFFTテクニックを使用して実装しています。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Signal Processing\Transforms\Image Compression with DCT.vi