一様ホワイトノイズ
- 更新日2025-07-30
- 4分で読める
値の範囲が [–a:a] の均一分布擬似乱数パターンを生成します。a は振幅の絶対値です。

入力/出力
初期化?
—
初期化?は、VIの最初の呼び出し後、ノイズサンプル発生器の再シードを制御します。 初期化?がTRUEの場合は、新規状態または新規シード値を受け付け、その新規状態または新規シード値に基づいてノイズサンプルの生成を開始します。初期化?がFALSEの場合、このVIは、初期内部シード状態を維持し、前のノイズシーケンスの続きとしてノイズサンプルの生成を再開します。デフォルトはTRUEです。
サンプル数
—
サンプル数は、一様ホワイトノイズのサンプル数です。サンプル数は、0 より大きくなければなりません。デフォルトは 128 です。
振幅
—
振幅は、一様ホワイトノイズの振幅です。デフォルトは1.0です。
シード
—
シードは、初期化?がTRUEの場合にシードの内部ステートを生成する方法を決定します。 シードが0より大きい場合、このVIはシードを使用して内部ステートを直接生成します。シードが0以下の場合、このVIは乱数を使用して内部ステートを生成します。シードは16384の倍数にはできません。初期化?がFALSEの場合、VIはシードを無視します。デフォルトは-1です。
一様ホワイトノイズ
—
一様ホワイトノイズには、均一に分布した擬似ランダムパターンが含まれます。
エラー
—
エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
「一様ホワイトノイズ」VIは、Wichmann-Hill発生器を使用して擬似乱数シーケンスを生成します。擬似乱数発生器は、トリプルシードされた線形合同アルゴリズムを実施します。均等に分布している一様ホワイトノイズの確率密度関数f(x)は以下のように定義されます。

ここで、aは指定された振幅の絶対値です。
擬似乱数列の期待平均値μと期待標準偏差値σを以下の式で定義します:
μ = E{x} = 0
擬似乱数シーケンスは、パターンの反復前に約6.95 * 1012 個のサンプルを生成します。
一様ホワイトノイズを刺激として使用して、アンプと電子フィルタの周波数応答を測定できます。
初期化?入力を使用して長いランダムノイズシーケンスをブロックごとに生成できます。以下のブロックダイアグラムは、シードを2として同一の300個の一様ホワイトノイズシーケンスのサンプルを生成する2通りの方法を示しています。

また、「一様ホワイトノイズ波形」VIで一様ホワイトノイズ信号の生成、「連続乱数」VIで連続均一分布バリアントからの乱数値の生成を行うこともできます。
初期化?
—
サンプル数
—
振幅
—
一様ホワイトノイズ
—
エラー
—