ノコギリ波を含む配列を生成します。


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入力/出力

  • cbool.png 位相リセット

    位相リセットノコギリ波の初期位相を指定します。デフォルトはTRUEです。

    reset phaseが TRUEであれば、LabVIEWは初期位相を phase inに設定します。 reset phaseがFALSEの場合、LabVIEWはVIを最後に実行した時の phase outの 値を 鋸歯状波の初期位相として使用します。

  • ci32.png サンプル数

    サンプルノコギリ波のサンプル数です。デフォルトは 128 です。

  • cdbl.png 振幅

    振幅は、ノコギリ波の振幅です。デフォルトは1.0です。

  • cdbl.png 周波数

    周波数は、サイクル/サンプルの正規化単位のノコギリ波の周波数です。デフォルト値は、1サイクル/128サンプル ( 7.8125E–3 サイクル/サンプル) です。

  • cdbl.png 位相入力

    位相入力は、位相リセットがTRUEの場合、ノコギリ波の初期位相 (単位は度) です。デフォルトは0です。

  • i1ddbl.png ノコギリ波

    ノコギリ波は、出力ノコギリ波です。

  • idbl.png 位相出力

    位相出力は、ノコギリ波の次のサンプルの位相 (単位は度) です。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • シーケンスYノコギリ波を表す場合、「ノコギリ波」VIは、以下の式によってパターンを生成します。

    y[i] = a*sawtooth(phase[i])

    ここでi = 0, 1, 2, …, n – 1、a振幅nサンプル数です。

    このVIは、次の式を使ってsawtooth(phase[i])を計算します。

    ,

    ここで、

    p = phase[i] modulo 360、 phase[i] = initial_phase +frequency*360*i frequencyは 、サイクル/サンプルという正規化された単位での周波数です、 initial_phaseは、 reset phaseが TRUEである場合の phase in です、 initial_phase は、 reset phase が FALSE の場合、この VI のインスタンスの前回実行時からの フェーズアウト です。

    前述の式は以下の式で表すこともできます。

    「ノコギリ波」VIは再入可能なので、このVIを使用してノコギリ波関数生成器からの継続的な集録をシミュレートできます。入力制御器の位相リセットがFALSEの場合、「ノコギリ波」VIの特定のインスタンスを後で呼び出すと、ノコギリ波の次のサンプルを含む出力ノコギリ波配列が生成されます。

    「ノコギリ波」VIは再入可能VIであるため、位相リセットがFALSEに設定されているとき、「ノコギリ波」VIは、次回の実行で位相出力値を新しい位相入力として使用します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Signal Processing\Signal Generation\Function Generator with FM.vi