ガウス変調正弦パターン
- 更新日2025-07-30
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ガウス変調正弦パターンを含む配列を生成します。

入力/出力
減衰量 (dB)
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減衰量 (dB) は、0より大きい値でなければならない、中心周波数のいずれかのサイドの強さの低下に関連します。デフォルトは6 dBです。
中心周波数 (Hz)
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中心周波数 (Hz) は、Hz単位の中心周波数または送信用の周波数です。デフォルトは1です。
サンプル数
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サンプルは、ガウス変調正弦パターンのサンプル数です。サンプルが1より小さい場合、VIはガウス変調正弦パターンを空の配列に設定してエラーを返します。デフォルトは 128 です。
振幅
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振幅はガウス変調正弦パターンの振幅です。デフォルトは1です。
遅延 (s)
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遅延 (s) は、ガウス変調正弦パターンのピークを移動します。デフォルトは0です。
Δt(s)
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Δt(s)は、サンプリング間隔です。Δt(s)は0よりも大きくなければなりません。Δt(s)が0以下の場合、VIはガウス変調正弦パターンを空の配列に設定してエラーを返します。デフォルトは 0.1 です。
正規化された帯域幅
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正規化された帯域幅は、パワースペクトルの減衰量(dB)における帯域幅を正規化する中心周波数で乗算される値です。正規化された帯域幅はゼロより大きくなければなりません。デフォルトは 0.15 です。
ガウス変調正弦パターン
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ガウス変調正弦パターン はサンプルのガウス変調正弦パターンを含む配列です。
エラー
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エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
シーケンスYがガウス変調正弦パターンを表す場合、「ガウス変調正弦パターン」VIは、以下の式に従ってパターンを生成します。

および

ここで、Aは振幅、bは正規化された帯域幅、qは減衰、fcは中心周波数 (Hz)、dは遅延、Nはサンプルです。
以下の式はガウス変調正弦パターンの包絡線を示します。

以下の式は包絡線のフーリエ変換を示します。

パワースペクトルでは、周波数ポイントfcで、パワースペクトル密度はピーク値
に達します。パワースペクトル密度は、周波数ポイント
においてピーク値からq dB低下します。このとき、qは以下の図に示す減衰を示します。

サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Signal Processing\Signal Generation\Gauss Mod Sine Generation.vi
減衰量 (dB)
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サンプル数
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ガウス変調正弦パターン
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エラー
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