VIアイコン:画像データから設定
- 更新日2025-07-30
- 10分で読める
指定する画像データからVIアイコンを設定します。この場合にも、VIアイコンと呼ばれる画像のユーザレイヤが作成され、アイコンエディタダイアログボックスの既存のアイコン情報がすべて削除されます。
ピックスマップを使用してアイコンを設定する場合、このメソッドを使用する前に「ピックスマップを平坦化」VIを使用して、データを画像データクラスタに変換します。ピクチャを使用してアイコンを設定する場合、このメソッドを使用する前に「ピクチャからピックスマップに変換」VIを使用して、データを画像データクラスタに変換します。画像データをこのメソッドに書き込む前に、「マスク作成」VIを使用して特定の色を透明にします。
このメソッドは配線した画像データを適切なカラー深度に変換します。たとえば、4ビット画像データをColor256入力に配線すると、このメソッドは画像データを8ビットのカラー深度に変換します。
画像データをColor16入力に配線しない場合、LabVIEWはColor256入力に配線した画像データを4ビットのカラー深度に変換します。画像データをモノクロ入力に配線しない場合、LabVIEWはColor16入力に配線した画像データを1ビットのカラー深度に変換します。それ以外の場合は、Color256入力に配線された画像データは1ビットのカラー深度に変換されます。
このメソッドに配線した画像データが32 × 32ピクセル以外のサイズで画像を表示する場合、このメソッドは画像を32 × 32ピクセルにサイズ変更します。
画像ファイルからVIアイコンを設定するには、VIアイコン:ファイルから設定メソッドを使用することもできます。
パラメータ
| 名前 | データタイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 256色 | ![]() |
はい | 8ビットのVIアイコンを使用する画像データを指定します。アイコンエディタダイアログボックスでは、アイコンが256色 (8ビット) とモノクロ (1ビット) の両方の形式で保存されます。
|
| 16色 | ![]() |
いいえ | 4ビットのVIアイコンを使用する画像データを指定します。アイコンエディタダイアログボックスでは、アイコンが256色 (8ビット) とモノクロ (1ビット) の形式のみで保存されます。この入力を使用してアイコンに4ビットの画像データを指定すると、VIアイコン:画像データとして取得メソッドのColor16出力を使用した場合のみにこのデータを取得できます。
|
| モノクロ | ![]() |
いいえ | 1ビットのアイコンを使用する画像データを指定します。アイコンエディタダイアログボックスでは、アイコンが256色 (8ビット) とモノクロ (1ビット) の両方の形式で保存されます。
|
備考欄
以下の表は、このメソッドの 特性の一覧です。
| 短い名前 | VI Icon.Set from Image Data |
| データタイプ | 戻り値なし |
| ランタイムエンジンで使用可能 | いいえ |
| リアルタイムオペレーティングシステムで利用可能 | いいえ |
| VI実行中に設定可能 | はい |
| フロントパネルをメモリにロード | いいえ |
| 使用前に認証が必要 | はい |
| ブロックダイアグラムをメモリにロード | いいえ |
| リモートアクセス可能 | はい |
| ユーザインタフェースがアイドルになるまで待機 | いいえ |
| 制御VIで使用可能 | はい |
| グローバルVIで使用可能 | はい |
| 指定タイプ定義で使用可能 | いいえ |
| 多態性VIで使用可能 | はい |
