バイトストリームファイルから指定した文字数またはライン数を読み取ります。この関数は、LLBのファイルに作用しません。


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入力/出力

  • cstr.png プロンプト (既存ファイルを開く)

    プロンプトは、ファイルダイアログボックスのファイルとディレクトリ、または、フォルダリストの下に表示されるメッセージです。

  • cpath.png ファイル (ダイアログを使用)

    ファイルは、refnumまたは絶対ファイルパスにできます。

    パスの場合、この関数はそのパスで指定したファイルを開きます。デフォルトでは、ファイルダイアログボックスを表示してファイルを選択するように指示します。

    空または相対パスを指定した場合やファイルが存在しない場合は、この関数はエラーを返します。

  • ci32.png カウント

    カウントは、関数が読み取る文字数または行数の最大値です。

    最大文字数/行数に到達する前にファイルの末尾に到達した場合、読み取られる文字数または行数は、それよりも少なくなります。カウントが0未満の場合、関数は、現在のファイル位置から開始してファイル全体を読み取ります。デフォルトでは、ライン読み取りショートカットメニュー項目の横にチェックマークが付いている場合は1行を読み取り、項目の横のチェックマークが外れている場合はファイル全体を読み取ります。
    メモ 32ビット整数以外のデータタイプのファイルサイズをカウントに配線すると、LabVIEWはデータタイプを32ビット整数に強制変換します。これはVIが期待するデータ量を読み取らない可能性があることを意味します。–1カウントに配線し、読み取るファイルサイズが32ビット整数で表すには大きすぎる場合、LabVIEWはエラーを返します。
  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ibsrn.png refnum出力

    refnum出力は、関数が読み取るファイルのrefnumです。ファイルの処理によって、この出力は他のファイル関数に配線できます。デフォルトは、ファイルがファイルパスによって参照されるか、ファイルダイアログボックスから選択される場合、ファイルを閉じます。ファイルがrefnumの場合、またはrefnum出力を他の関数に配線した場合、ファイルを閉じるまで、LabVIEWはファイルが使用中であるとみなします。

  • istr.png テキスト

    テキストには、ファイルから読み取られたテキストが含まれています。デフォルトでは、このパラメータはファイルの最初のラインから読み取られた文字を含む文字列です。カウントを配線する場合は、このパラメータはファイルから読み取られたラインを含む文字列の配列です。関数を右クリックしてショートカットメニューのライン読み取りのチェックマークをオフにすると、このパラメータはファイルから読み取られた文字を含む文字列となります。

  • ibool.png キャンセルされた

    キャンセルされたは、ファイルダイアログボックスをキャンセルするとTRUEになります。

    それ以外は、関数がエラーを返した場合でもキャンセルされたがFALSEになります。
  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • この関数は読み取り専用のファイルを開きます。この関数のrefnum出力を書き込み関数のファイル入力に配線した場合、LabVIEWは許可エラーを返します。「ファイルを開く/作成/置換」関数を使用して、デフォルトの読み取り/書き込みアクセスでファイルを開き、読み取りおよび書き込み関数にRefnumを配線します。

    デフォルトでは、この関数はテキストファイルからすべての文字を読み取ります。整数値をカウントに配線して、最初の文字で読み取りを開始する個々の文字数を指定します。この関数を右クリックして、ショートカットメニューのライン読み取りオプションのチェックボックスをオンにして、テキストファイルから個々の行を読み取ります。ショートカットメニューからライン読み取りオプションを選択する場合は、整数値をカウント入力に配線して、最初の行からファイルの読み取りを行う個々の行数を指定します。カウント-1の値を入力して、テキストファイルからすべての文字および行を読み取ります。

    ランダムアクセスを行う必要がある場合は「ファイル位置を設定」関数を使用します。

    関数は、関数を右クリックして、EOLを変換ショートカットメニュー項目の横のチェックボックスをオフにする場合を除いて、すべてのプラットフォームに依存する行端文字を改行文字に変換します。ファイルにパスを配線すると、関数はファイルを読み取る前に開き、その後ファイルを閉じます。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\File IO\Text (ASCII)\Write to Text File and Read from Text File.vi