ファイルダイアログボックスを使用して、既存ファイルをプログラム的または対話的に開いたり、新規ファイルを作成したり、既存ファイルを入れ替えたりします。この関数は、LLBのファイルに作用しません。


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入力/出力

  • cstr.png プロンプト

    プロンプトは、ファイルダイアログボックスのファイルとディレクトリ (またはフォルダ) のリストの上に表示されるメッセージです。

  • cpath.png ファイルパス (ダイアログを使用)

    ファイルパスはファイルへの絶対パスです。

    ファイルパスを配線しない場合、この関数はファイルを選択するダイアログボックスを表示します。空パスまたは相対パスを指定すると、この関数はエラーを返します。ファイルパスが存在しないディレクトリのパスの場合、この関数はエラーを返します。「フォルダを作成」関数を使用して、新規のフォルダを作成します。

  • cenum.png 操作 (0:open)

    操作は、実行する操作です。ダイアログボックスをキャンセルすると、エラー43が発生します。

    0open (デフォルト)-既存のファイルを開きます。ファイルが見つからないと、エラー7が発生します。
    1replace―ファイルを開いて末尾を0に設定することでそのファイルを置換します。
    2create―新規ファイルを作成します。そのファイルがすでに存在すると、エラー10が発生します。
    3open or create―既存ファイルを開きます。既存ファイルがない場合は新規ファイルを作成します。
    4replace or create―新しいファイルを作成するか、既存のファイルを置換します。ファイルを開いて末尾を0に設定すると、そのファイルが置換されます。
    5replace or create with confirmation―新規ファイルを作成するか、既存ファイルがあり許可が与えられると、ファイルを置換します。ファイルを開いて末尾を0に設定すると、そのファイルが置換されます。
  • cenum.png アクセス (0:read/write)

    アクセスは、ファイルへのアクセス方法を指定します。

    デフォルトは読み取り/書き込みです。

    0読み取り/書き込み
    1読み取り専用
    2書き込み専用
  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cbool.png バッファを無効 (F)

    バッファを無効は、ファイルをバッファ処理しないで開くかどうかを指定します。デフォルトはFALSEです。

    RAID (Redundant Array of Independent Disks) でデータファイルを読み書きするには、データ転送速度を高めるためにバッファ処理を行わずにファイルを開くことをお勧めします。バッファを無効にするには、バッファを無効入力にTRUE値を配線します。

    メモ 転送するデータ量が小さい場合、バッファ処理を無効にしても違いが見られないことがあります。

    (macOSおよびLinux) LabVIEWはこの入力を無視します。

  • ibsrn.png refnum出力

    refnum出力はオープンファイルのリファレンス番号です。

    ファイルを開くことができない場合、値は非Refnumになります。

  • ibool.png キャンセルされた

    キャンセルされたは、ファイルダイアログボックスをキャンセルする、またはアドバイスダイアログボックスで置き換え値を選択しない場合TRUEとなります。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • ダイアログプロンプトまたはデフォルトのファイル名はオプションで指定できます。この関数は、中級レベルの「ファイルに書き込む」または「ファイルから読み取る」関数と一緒に使用します。「ファイルを閉じる」関数を使用して、ファイルへのリファレンスを閉じます。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\File IO\Spreadsheet\Tab-Delimited Data\Tab-Delimited Data.lvproj