ノーティファイアへのリファレンスを返します。

他の「ノーティファイア操作」関数を呼び出す際、このリファレンスを使用します。


icon

入力/出力

  • cstr.png 名前 (名前なし)

    名前には、取得または作成するノーティファイアの名前が含まれます。

    デフォルト値は、名前なしのノーティファイアを作成するための空の文字列です。
  • cfxdt.png 要素データタイプ

    要素データタイプは、ノーティファイアに含めるデータのタイプです。

    この入力には任意のデータタイプを配線できます。
  • cbool.png 見つからなければ作成? (T)

    見つからなければ作成?は、名前と同じ名前のノーティファイアが存在しない場合、新規のノーティファイアを作成するかどうかを指定します。

    TRUE (デフォルト) の場合、同じ名前のノーティファイアがない場合、新規にノーティファイアを作成します。
  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • inotern.png ノーティファイア出力

    ノーティファイア出力は、既存の名前付きのノーティファイアまたはこの関数で作成した新規のノーティファイアのリファレンスです。

  • ibool.png 新規作成?

    新規作成?は、関数が新規ノーティファイアを作成するとTRUEになります。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • 名前付きのノーティファイアを使用して、ブロックダイアグラムの2つのセクション間または2つのVI間でデータを受け渡します。名前を配線しない場合、関数は新規の名前なしのノーティファイアリファレンスを作成します。名前を配線すると、最初に関数は同じ名前の既存のノーティファイアを検索し、既存のノーティファイアへの新規のリファレンスを返します。同じ名前のノーティファイアがすでに存在せず、見つからなければ作成?がTRUEの場合、関数は新規の名前付きのノーティファイアリファレンスを作成します。

    「ノーティファイア取得」関数を使用して、ループで名前が付けられたノーティファイアへのリファレンスを返す場合、LabVIEWはループの反復ごとに名前が付けられたノーティファイアへのリファレンスを作成します。取得ノーティファイアをタイトループで使用する場合、各新規リファレンスによって追加的に4バイトが使用されるため、LabVIEWはメモリ使用量を徐々に増加します。これらのバイトは、VIの実行が停止する際自動的に解放されます。ただし、実行時間がかかるアプリケーションでは、メモリ使用量が増加し続けるため、LabVIEWでメモリリークが発生しているように見える可能性があります。このような意図的でないメモリの割り当てを防止するために、ループで「ノーティファイア解放」関数を使用して、各反復でノーティファイアリファレンスを解放します。

    この関数が返すエラーコードは1、2、1094、1100、または1492です。

    メモ 1つのアプリケーションインスタンスでノーティファイアリファレンスを取得する場合、別のアプリケーションインスタンスではそのノーティファイアリファレンスは使用できません。別のアプリケーションインスタンスでノーティファイアリファレンスを使用しようとした場合、LabVIEWはエラー1492を返します。