接続IDで指定したIrDA接続に文字列データを送ります。


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入力/出力

  • cgnrn.png 接続ID

    接続IDは、IrDA接続を固有に識別するIrDA接続Refnumです。

  • cstr.png データ入力

    データ入力は、関数がIrDAデバイスに書き込むデータです。データは、文字列または平坦化された文字列でなければなりません。

    文字列に平坦化」関数を使用して、文字列でない任意のデータを文字列形式に変換します。次に、「文字列から非平坦化」関数を使用して、リモートコンピュータ上で文字列を平坦化します。また、 Flatten To XML 関数を使用して、 データを XML フォーマットに変換することもできます。

    以下のいずれかの方法で、サイズが異なる場合があるメッセージを処理します。
    • メッセージを記述する固定サイズのヘッダで始まるメッセージを送信します。たとえば、その後に続くメッセージの種類を認識するコマンド整数、およびメッセージ内のデータ量を認識する長さの整数が含まれている場合があります。サーバとクライアントは両方とも、8バイトの読み取り関数を発行し (それぞれ4バイトの整数であると推定)、それらを2つの整数に変換し、長さの整数を使用して2番目の読み取り関数に渡す残りのメッセージのバイト数を決定することによって、メッセージを受信します。この2番目の読み取りが完了すると、両方が次の反復の8バイトのヘッダの読み取り関数に戻ります。この方法は最も柔軟ですが、各メッセージを受信するのに2回読み取りが必要です。実際には、メッセージが単一の書き込み関数で書き込まれる場合、通常2回目の読み取りは即座に完了します。
    • 各メッセージを固定サイズにします。メッセージの内容が指定した固定サイズより小さい場合、メッセージを固定サイズにパディングします。メッセージを受信するのに単一の読み取りのみ必要であるため、不要なデータが送信される場合がありますが、この方法は多少効率性に優れています。
    • 各メッセージの内容が改行文字と復帰文字の改行ペアによって終了する、内容がASCIIのみのメッセージを送信します。読み取り関数には、CRLFが渡されると、復帰改行と改行シーケンスを検出するまで読み取りを行うモード入力があります。メッセージデータにCRLFシーケンスが含まれる場合、この方法はより複雑になりますが、POP3、FTP、HTTPなど、多くのインターネットプロトコルで一般的に使用されています。
  • ci32.png タイムアウト (ms) (25000)

    タイムアウト (ms) は、関数が完了してエラーを返すまで、関数がデバイスにバイトを書き込むのを待機するミリ秒単位の時間です。デフォルト値は25,000 msです。値-1を指定すると無限に待機します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ignrn.png 接続ID出力

    接続ID出力は、IrDA接続を固有に識別するIrDA接続Refnumです。この値を使用して、後に続くIrDA関数呼び出しで、この接続を参照します。接続ID出力は、常に接続IDと同じ値です。

  • ii32.png 書き込まれたバイト数

    書き込まれたバイト数は、関数が書き込んだバイト数を示します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Data Communication\Protocols\IrDA\Simple IrDA\Simple IrDA.lvproj
    • labview\examples\Data Communication\Protocols\IrDA\Simple IrDA\Simple IrDA.lvproj