バイナリ文字列タイプのデータタイプに変換します。バイナリ文字列にはタイプに配線されたタイプの平坦化されたデータが含まれている必要があります。また、この関数を使用してバイナリ文字列のデータのバイト順序 (つまり、エンディアン形式) を指定することもできます。


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入力/出力

  • cunclst.png タイプ

    タイプは、通常構築されたLabVIEWタイプです。

    タイプは、「文字列に平坦化」関数のタイプ文字列出力ではありません。

  • cstr.png バイナリ文字列

    バイナリ文字列は、通常「文字列に平坦化」関数により生成される平坦化された文字列のことです。

    データは配列または文字列サイズを含む?がTRUEの場合、バイナリ文字列にはサイズを記述するヘッダ情報が含まれます。

  • cbool.png データは配列または文字列サイズを含む? (T)

    データは配列または文字列サイズを含む?は、LabVIEWが受信する配列または文字列の先頭からデータサイズ情報を読み取るかどうかを指定します。データは配列または文字列サイズを含む?がTRUEの場合、LabVIEWはバイナリ文字列の先頭からサイズ情報を読み取ります。データは配列または文字列サイズを含む?がFALSEの場合、LabVIEWはバイナリ文字列のメモリサイズからサイズ情報を検出します。

    デフォルトはTRUEです。データは配列または文字列サイズを含む?は、最上位のデータサイズ情報のみにしかアクセスしません。クラスタなどの階層化されたデータタイプにある配列と文字列には、常にサイズ情報が含まれています。

  • cenum.png バイト順序 (0:ビッグエンディアン、ネットワーク順)

    バイト順序は、受信する平坦化された文字列のデータのエンディアン形式を示します。バイト順序 (エンディアン形式) は、整数が最上位のバイトから最下位のバイトへの順序、またはその逆の順序のどちらでメモリ上に配置されるかを示します。

    0big-endian, network order (デフォルト)-最上位バイトが最下位メモリ・アドレスを占有する。
    1native, host order―ホストコンピュータのバイト順序形式を使用します。
    2little-endian―最下位のバイトが最下位のメモリアドレスを占有します。
  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • istr.png バイナリ文字列の残り

    バイナリ文字列の残りは、この関数が変換しなかった残りのバイトを含みます。バイナリ文字列のサイズがタイプのサイズの倍数でない場合、この関数はすべてのバイトを変換しません。

  • iunclst.png

    は、タイプと同じデータタイプ構造の非平坦化データとしてバイナリ文字列を返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • すでに平坦化されたデータを必要としないデータタイプの変換には、「型変換」関数を使用してください。

    LabVIEW 4.x以前で作成された文字列データを非平坦化する場合、この関数を右クリックして、ショートカットメニューから4.x データの変換を選択します。4.x データの変換モードでは、この関数はLabVIEW 4.xデータストレージレイアウトのデータを解釈して、この関数上に赤い4.xのアイコンを表示します。LabVIEW 4.x以前では、ブールデータは2バイトで保存されます。ただし、データが配列にある場合は、単一ビットでブール要素が保存されます。LabVIEW 5.0以降では、ブール値が配列内にあるないに関係なく、すべて1バイトで保存されます。NIでは、4.x データの変換モードを長期的ソリューションとして使用したアプリケーションを再度構築することを推奨します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\File IO\Binary\Endian Considerations\Endian Considerations with Binary Files.vi
    • labview\examples\Strings\Unflatten from String with Little-Endian Data.vi