LabVIEWはUSBデバイスと microSDカードmedia/sdx1ディレクトリにマウントし、/u/v/w、または/x シンボリックリンクをメディアマウントポイントに作成し、もし /u があれば /u から順にマウントします。外部ストレージデバイスへのファイルの破損を防ぐには、デバイスを取り外す前に、特定のドライブでのファイル IO操作が終了していることを確認します。詳細については、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。

cRIO-905xのファイルシステムは、UNIX形式のオペレーティングシステムで確立されている規則に従います。他のLabVIEW Real-TimeターゲットはMicrosoft Windows形式の規則に従います。これらのターゲットからのアプリケーションを容易に移植できるように、このターゲットはWindows形式の /C ホームディレクトリをサポートしています。このパスは、UNIXスタイルのディレクトリ /home/lvuser にバインドされます。

他のLabVIEW Real-Timeターゲット上の C: (または /C) からアクセスできるさまざまなLabVIEW Real-Timeシステムファイルは、このターゲットでは異なる場所にあります。

UNIX形式のファイルシステムでは、シンボリックリンクの概念がサポートされているため、代替のファイルパスを使用してファイルにアクセスすることができます。たとえば、アプリケーションで必要であれば、ダイナミックライブラリが他のLabVIEW Real-Timeターゲット上でデプロイされる /C/ni-rt/system を、cRIO-905xでライブラリが保存されている /usr/local/lib にリンクすることができます。

詳細については、ni.com/infoでInfo Codeに「RT_Paths」と入力してください。