cRIO-905xの起動時オプション

以下のcRIO-905xの起動時オプションを構成できます。

表 14. cRIO-905xの起動時オプション
起動時オプション 説明
セーフモードを強制 この設定がオンの時にcRIO-905xを再起動すると、cRIO-905xはLabVIEW Real-Timeまたはスタートアップアプリケーションを開始せずに起動します。セーフモードでは、cRIO-905xは構成の更新とソフトウェアのインストールに必要なサービスのみを起動します。
Console Outを有効化 この設定がオンの時にcRIO-905xを再起動すると、コンソール出力はUSB 2.0 Type-C Console Out付きデバイスポートにリダイレクトされます。シリアルポート端末プログラムを使用すると、cRIO-905xのIPアドレスとファームウェアバージョンを読み取ることができます。シリアルポート端末プログラムは、以下の設定で構成してください。
  • 115,200 bps
  • 8データビット
  • パリティなし
  • 1ストップビット
  • フロー制御なし
RTスタートアップアプリケーションを無効化 この設定がオンの時にcRIO-905xを再起動すると、LabVIEWスタートアップアプリケーションが実行されません。
FPGAスタートアップアプリケーションを無効化 この設定がオンの時にcRIO-905xを再起動すると、FPGAアプリケーションが自動的にロードされません。
Secure Shell (SSH) ログインを有効化 この設定がオンの時にcRIO-905xを再起動すると、cRIO-905x上のsshdが起動します。sshdを起動すると、暗号化された通信プロトコルであるSSHを使ってログインできるようになります。
メモ SSHの詳細については、ni.com/infoでinfo codeに「openssh」と入力してください。
LabVIEWプロジェクトへのアクセス この設定がオンの時にcRIO-905xを再起動すると、ターゲットをLabVIEWプロジェクトに追加できます。