インクルードパスとプリプロセッサ定義を構成ページ (共有ライブラリをインポートウィザード)
- 更新日2025-07-30
- 2分で読める
共有ライブラリをインポートウィザードのこのページは、ヘッダ (.h) ファイルの構文解析時にウィザードで使用するインクルードパスとプリプロセッサ定義を指定します。ツール»インポート»共有ライブラリを選択して、共有ライブラリをインポートウィザードを起動します。
このページには、以下のコンポーネントがあります。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| インクルードパス | ウィザードによるヘッダファイルの解析時に検索するべきインクルードファイルへのパスを指定します。 |
| 新規パス | インクルードパスリストに新しいパスの行を追加します。 |
| パスを削除 | 選択したパスをインクルードパスリストから削除します。 |
| 上に移動 | インクルードパスリストの選択項目を上に移動します。 |
| 下に移動 | インクルードパスリストの選択項目を下に移動します。 |
| プリプロセッサ定義 | 受け入れるプリプロセッサ定義を指定します。複数のプリプロセッサ定義の区切りには、セミコロン ( ; ) を使用します。 |
プリプロセッサ定義を使用したサンプルコード
WIN32を以下のとおり定義する場合、ヘッダファイルの以下のサンプルコードはfunctionAのみをコンパイルします。
#ifdef WIN32
int functionA(int para);
#endif
LabVIEWでfunctionAをインポートしたが、WIN32を定義していない場合、プリプロセッサ定義テキストボックスでプリプロセッサ定義のWIN32を入力すると、WIN32を定義できます。
以下のサンプルコードはヘッダファイルで別の関数を表示します。この場合、NIAPIを定義しなかったため、LabVIEWではこの記号を認識しません。
NIAPI int functionA(intpara);
LabVIEWでこの関数をインポートする場合、プリプロセッサ定義テキストボックスにNIAPI=_stdcallという文字列を追加してNIAPIを定義できます。
プリプロセッサ定義フィールドに以下のコードを入力することで、上記の両方の例でこの関数を定義できます。
WIN32; NIAPI=_stdcall