アドレスリモートポートまたはサービス名とのTCPネットワーク接続を開きます。

TCP接続を閉じる」関数を使用して接続を閉じます。


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入力/出力

  • cstr.png アドレス

    アドレスは、接続を確立するアドレスです。このアドレスは、IPのドット表記形式またはホスト名にできます。

    アドレスを指定しない場合、LabVIEWはローカルコンピュータに接続を確立します。
  • cu16.png リモートポートまたはサービス名

    リモートポートまたはサービス名は、数値または文字列入力を受け入れることができます。リモートポートまたはサービス名は、接続を確立したいポートとサービス名です。サービス名を指定すると、LabVIEWはサーバが登録したポート番号を NI Service Locatorに 問い合わせます。値0を配線した場合、LabVIEWはエラーを返します。

  • ci32.png タイムアウト (ms) (60000)

    タイムアウト (ms) は、関数が完了してエラーを返すまで関数が待機する時間をミリ秒で指定します。デフォルト値は60,000ミリ秒または1分です。値-1を指定すると無限に待機します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cu16.png ローカルポート (0)

    ローカルポートはローカル接続ポートです。一部のサーバでは、サーバに依存する特定範囲のポート番号を使用するクライアントにのみ接続できます。値が0の場合、オペレーティングシステムでは使用されていないポートを選択します。デフォルトは0です。

  • incrn.png 接続ID

    接続IDは、TCP接続を固有に識別するネットワーク接続Refnumです。後続のVI呼び出しでこの接続を参照するには、この値を使用します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • 未使用のIPアドレスを配線すると、ネットワーク処理がユーザ定義またはシステムの時間制限を超過したことを通知するエラーを受信する場合があります。このエラーは、デフォルトのタイムアウトの60,000 msが経過する前に発生します。このエラーを解消するには、使用を試みているポートで起動およびリスン中のIPアドレスを配線します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Data Communication\Protocols\TCP\TCP Named Service\TCP Named Service.lvproj