接続IDで指定したIrDA接続から読み取るバイト数で指定したバイト数を読み取ります。


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入力/出力

  • cenum.png モード (標準)

    モードは、読み取り処理の動作を示します。

    0Standard (デフォルト)- bytes to readで 指定したすべてのバイトが到着するまで、または timeout msが 切れるまで待つ。それまでに読み取ったバイト数を返します。受信したバイト数が要求されたバイト数よりも少ない場合、バイト数の一部分を返してタイムアウトエラーを報告します。
    1Buffered-bytes to readで 指定したすべてのバイトが到着するか、 タイムアウトmsが 切れるまで待つ。受信したバイト数が要求されたバイト数よりも少ない場合、バイトを返さずにタイムアウトエラーを報告します。
    2CRLF-読み取り バイト 数で指定したバイト数がすべて到着するまで、またはCR(キャリッジ・リターン)の後にLF(ラインフィード)が続くまで、あるいは タイムアウトmsが 終了するまで待機する。この関数は文字列にCRおよびLFがあれば、CRおよびLFまでに受信したバイト数のデータを、CRおよびLFを含めて返します。
    3Immediate-この関数は、 bytes to readで指定したバイト数以上のバイトを受信するまで待機する。関数が1バイトも受信しない場合のみ、タイムアウト時間が経過するまで待機します。それまでに受信したバイト数を返します。1バイトも受信されない場合にのみ、タイムアウトエラーが報告されます。
  • cgnrn.png 接続ID

    接続IDは、IrDA接続を固有に識別するIrDA接続Refnumです。

  • ci32.png 読み取りバイト数

    読み取りバイト数は、関数がIrDAデバイスから読み取るバイト数を示します。以下のいずれかの方法で、サイズが異なる場合があるメッセージを処理します。

    • メッセージを記述する固定サイズのヘッダで始まるメッセージを送信します。たとえば、その後に続くメッセージの種類を認識するコマンド整数、およびメッセージ内のデータ量を認識する長さの整数が含まれている場合があります。サーバとクライアントは両方とも、8バイトの読み取り関数を発行し (それぞれ4バイトの整数であると推定)、それらを2つの整数に変換し、長さの整数を使用して2番目の読み取り関数に渡す残りのメッセージのバイト数を決定することによって、メッセージを受信します。この2番目の読み取りが完了すると、両方が次の反復の8バイトのヘッダの読み取り関数に戻ります。この方法は最も柔軟ですが、各メッセージを受信するのに2回読み取りが必要です。実際には、メッセージが単一の書き込み関数で書き込まれる場合、通常2回目の読み取りは即座に完了します。
    • 各メッセージを固定サイズにします。メッセージの内容が指定した固定サイズより小さい場合、メッセージを固定サイズにパディングします。メッセージを受信するのに単一の読み取りのみ必要であるため、不要なデータが送信される場合がありますが、この方法は多少効率性に優れています。
    • 各メッセージの内容が改行文字と復帰文字の改行ペアによって終了する、内容がASCIIのみのメッセージを送信します。読み取り関数には、CRLFが渡されると、復帰改行と改行シーケンスを検出するまで読み取りを行うモード入力があります。メッセージデータにCRLFシーケンスが含まれる場合、この方法はより複雑になりますが、POP3、FTP、HTTPなど、多くのインターネットプロトコルで一般的に使用されています。
  • ci32.png タイムアウト (ms) (25000)

    タイムアウト (ms) は、ワイヤレスネットワーク上のIrDAデバイスからのバイトを、関数が完了してエラーを返し終わるまで待機するミリ秒単位の時間を指定します。デフォルト値は25,000 msです。値-1を指定すると無限に待機します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ignrn.png 接続ID出力

    接続ID出力は、IrDA接続を固有に識別するIrDA接続Refnumです。この値を使用して、後に続くIrDA関数呼び出しで、この接続を参照します。接続ID出力は、常に接続IDと同じ値です。

  • istr.png データ出力

    データ出力は、関数がIrDAデバイスから読み取る、文字列または平坦化した文字列のデータです。「文字列から非平坦化」関数を使用して、データを正しいデータタイプに変換します。また、 Unflatten From XML 関数を使用して、 XML フォーマットのデータを変換することもできます。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Data Communication\Protocols\IrDA\Simple IrDA\Simple IrDA.lvproj
    • labview\examples\Data Communication\Protocols\IrDA\Simple IrDA\Simple IrDA.lvproj