NI-XNETは、エイリアス名を使用してデータベースファイルを識別します。エイリアスは、アプリケーション内で使用するための、より短く、読みやすい名前を提供します。エイリアスを使用すると、アプリケーションのパスを変更した場合でも影響が出ません。たとえば、アプリケーションとしてMyDatabaseというエイリアスを使用している場合、ファイルパスを x:\Embedded\Vehicle5\MyDatabase.dbc に変更したとしても、アプリケーションは変更なしで実行できます。

FlexRayおよびLIN測定にはデータベースエイリアスが必要です。CAN測定ではオプションです。

一度作成したエイリアスは、明示的に削除するまで有効です。NI-XNETをアンインストールするとエイリアスも削除されますが、NI-XNETを再インストール (またはアップグレード) した場合は、以前のインストールに存在していたエイリアスは削除されず残ります。エイリアスを削除してもデータベースファイルそのものは削除されません。削除されるのは、NI-XNET内の関連付けだけです。

ローカルエイリアスとは、ローカルホストに保存されているデータベースファイルへのショートカットです。

「RTターゲットエイリアス」とは、リモートシステム (LabVIEW Real-Time (RT) ターゲット) に保存されているデータベースファイルのエイリアスを意味します。

ローカルエイリアスの使用方法とRTターゲットのエイリアスの追加方法については、「エイリアスを管理する」を参照してください。