ソースモード
- 更新日2024-01-17
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ソースモード
PXIe-4112のチャンネルは、電圧と電流をシングルポイントソースモードまたはシーケンスソースモードで生成できます。
シングルポイントソースモードおよびシーケンスソースモードでは、以下を出力できます。
- DC電圧
- DC電流
「ソースモード (チャンネル指定)」関数では、PXIe-4112のチャンネルが動作するソースモードを定義します。
シングルポイントソースモード
シングルポイントソースモードでは、ソースユニットが実行中状態になったときにシングルソース構成が適用されます。
その後、動的再構成をサポートしているプロパティを変更することで、動的にソース構成を更新できます (チャンネルが実行中状態の場合)。
シーケンスソースモード
シーケンスソースモードでは、ソースユニットはソース構成のあらかじめ設定されたセットを順次実行します。
PXIe-4112のシーケンスソースモードでは、「シーケンスを設定」関数を使用して、チャンネルの一連の電圧または電流レベルとソース遅延を定義できる単純シーケンスのみをサポートしています。
チャンネルは、ホストシステムおよびNI-DCPowerと通信することなく、シーケンスを順次実行します。ホストシステムがシーケンスのステップ間の変更の実行に関わっていないため、シーケンスのステップ間の変更は確定的です。
単純シーケンス
シーケンスソースモードでは、単純シーケンスを使用できます。
作成するには、ソースモードをシーケンスに設定し、「シーケンスを設定」関数を使用します。
初期状態を制御するには、「シーケンスを設定」関数を呼び出す前に手動でチャンネルを構成します。
メモ 単純シーケンスでは、シーケンスをインポートおよびエクスポートできません。
単純シーケンスでプログラミングする方法については、アプリケーション開発環境におけるNI-DCPowerの例を参照してください。