ソースモード

PXIe-4112のチャンネルは、電圧と電流をシングルポイントソースモードまたはシーケンスソースモードで生成できます。

シングルポイントソースモードおよびシーケンスソースモードでは、以下を出力できます。

  • DC電圧
  • DC電流

ソースモード (チャンネル指定)」関数では、PXIe-4112のチャンネルが動作するソースモードを定義します。

シングルポイントソースモード

シングルポイントソースモードでは、ソースユニットが実行中状態になったときにシングルソース構成が適用されます。

その後、動的再構成をサポートしているプロパティを変更することで、動的にソース構成を更新できます (チャンネルが実行中状態の場合)。

シーケンスソースモード

シーケンスソースモードでは、ソースユニットはソース構成のあらかじめ設定されたセットを順次実行します。

PXIe-4112のシーケンスソースモードでは、「シーケンスを設定」関数を使用して、チャンネルの一連の電圧または電流レベルとソース遅延を定義できる単純シーケンスのみをサポートしています。

チャンネルは、ホストシステムおよびNI-DCPowerと通信することなく、シーケンスを順次実行します。ホストシステムがシーケンスのステップ間の変更の実行に関わっていないため、シーケンスのステップ間の変更は確定的です。

単純シーケンス

シーケンスソースモードでは、単純シーケンスを使用できます。

作成するには、ソースモードをシーケンスに設定し、「シーケンスを設定」関数を使用します。

初期状態を制御するには、「シーケンスを設定」関数を呼び出す前に手動でチャンネルを構成します。

メモ 単純シーケンスでは、シーケンスをインポートおよびエクスポートできません。

単純シーケンスでプログラミングする方法については、アプリケーション開発環境におけるNI-DCPowerの例を参照してください。