複数モジュールのスキャン ― 同期
- 更新日2025-11-21
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トリガ入力の位置については、デバイスにあるスイッチモジュールのトリガトピックを参照してください。
- セットアップ1―内部PXIトリガラインを使用する
- セットアップ2―PXI/PXI Expressスイッチ前面に接続されているAUXトリガケーブルを使用する
セットアップ1―内部PXIトリガラインを使用する
すべてのPXI/PXI ExpressスイッチはPXI/PXI ExpressシャーシのPXIトリガラインから入力トリガを受信できます。この設定では、DMMとPXI/PXI Expressスイッチ間をトリガするためのケーブルは使用しません。DMMはPXIトリガラインを介してMC信号をPXI/PXI Expressスイッチに送信します。
- 「niSwitch Multi Switch Synch Int」を開きます。
- 複数モジュールのスキャンリストで説明されたプロセスを基にスキャンリストを作成します。
- トリガ入力をすべてのスイッチに対して同じPXIトリガラインに設定します。この入力ラインはDMMのMC信号の送信先と同じである必要があります。
セットアップ2―PXI/PXI Expressスイッチ前面に接続されているAUXトリガケーブルを使用する
PXI/PXI Expressスイッチにはフロントパネルまたは端子台から入力トリガを受信できるものもあります。このセットアップはAUXトリガケーブルを使用してスイッチをトリガします。
- DMMからのMC信号を1つのPXI/PXI Expressスイッチのフロントパネルまたは端子台にある外部トリガ入力端子に接続します。
- 「niSwitch Multi Switch Sync Ext」を開きます。
- 複数モジュールのスキャンリストで説明されたプロセスを基にスキャンリストを作成します。
- 「niSwitchトリガ入力を接続」を、DMMからのAUXトリガケーブルが接続されているスイッチの構成に追加します。
- トリガ入力コネクタをフロントコネクタに設定します。
- トリガ入力バスラインをTTLn に設定します。
- トリガ入力をすべてのスイッチに対して同じTTLn に設定します。
- 測定完了割当先を、DMM構成で外部に設定します。