トリガ入力の位置については、デバイスにあるスイッチモジュールのトリガトピックを参照してください。

  • セットアップ3―内部PXIトリガラインを使用する
  • セットアップ4―PXI/PXI Expressスイッチ前面に接続されているAUXトリガケーブルを使用する

セットアップ3―内部PXIトリガラインを使用する

複数のPXI/PXI Expressスイッチでハンドシェイクを行うには、内部PXIトリガラインを使用します。このステップでは、DMMとPXI/PXI Expressスイッチの接続にトリガケーブルは必要ありません。

  1. niSwitch Multi Switch Hand Int」を開きます。
  2. 複数モジュールのスキャンリストで説明されたプロセスを基にスキャンリストを作成します。
  3. トリガ入力をすべてのスイッチに対して同じPXIトリガラインに設定します。この入力ラインはDMMのMC信号の送信先と同じである必要があります。
  4. スキャンアドバンス出力をすべてのスイッチに対して同じPXIトリガラインに設定します。この出力はDMMのトリガトリガのソースと同じである必要があります。

セットアップ4―PXI/PXI Expressスイッチ前面に接続されているAUXトリガケーブルを使用する

PXI/PXI Expressスイッチには、フロントパネルまたは端子台間でトリガを受信/送信できるものもあります。このセットアップはAUXトリガケーブルを使用してスイッチをトリガします。

  1. DMMからのMC信号を1つのPXI/PXI Expressスイッチのフロントパネルまたは端子台にある外部トリガ入力端子に接続します。
  2. DMMのExt Trig In信号を、同じPXI/PXI Expressスイッチのフロントパネルまたは端子台にあるスキャナアドバンス端子に接続します。
  3. niSwitch Multi Switch Hand Ext」を開きます。
  4. 複数モジュールのスキャンリストで説明されたプロセスを基にスキャンリストを作成します。
  5. DMMからのAUXトリガケーブルが接続されているスイッチに対して、「niSwitchコミット」の前に、「niSwitchトリガ入力を接続」および「niSwitchスキャンアドバンス出力を経路設定」を追加します。
  6. トリガ入力コネクタフロントコネクタに設定します。
  7. スキャンアドバンス出力コネクタフロントコネクタに設定します。
  8. トリガ入力バスラインをPXIトリガラインに設定します。
  9. すべてのスイッチのトリガ入力トリガ入力バスラインの同じPXIトリガラインに設定します。
  10. スキャンアドバンス出力バスラインを別のPXIトリガラインに設定します。
  11. すべてのスイッチのスキャンアドバンス出力スキャンアドバンス出力バスラインの同じPXIトリガラインに設定します。
  12. 測定完了割当先を、DMM構成で外部に設定します。
  13. トリガソースをDMM構成で外部に設定します。