niSwitch互換性確認をリセット
- 更新日2025-10-06
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それ以前の構成操作をすべて無視するよう互換性確認のアルゴリズムを構成します。

入力/出力
計測器ハンドル
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計測器ハンドルは、「niSwitch初期化 (トポロジ指定)」、「niSwitch初期化 (オプション付)」、または「niSwitch初期化」VIで確立された特定のNI-SWITCHセッションを識別します。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は標準のエラー入力機能を提供します。
計測器ハンドル出力
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計測器ハンドル出力は、「niSwitch初期化 (トポロジ指定)」、「niSwitch初期化 (オプション付)」、または「niSwitch初期化」VIで確立された特定のNI-SWITCHセッションを識別し、その後に続くすべてのNI-SWITCH呼び出しで使用されます。
エラー出力
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エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は標準のエラー出力機能を提供します。 |
詳細
複数のテストモジュールから構成される複雑なテストシステムを開発する際、通常はテストモジュールを任意の順序で実行可能なように設計するのが得策です。そうする場合、各テストモジュールが使用する各計測器の状態が構成されているかを確認します。特定のテストモジュールで計測器の状態を完全に構成しない場合、計測器の状態は、前回実行されたテストモジュールの構成に依存します。そのため、異なる順序でテストモジュールを実行した場合、計測器およびテストモジュール全体における動作性が変化します。この動作性の変化は通常計測器特有であり、互換性に問題をきたすことを示します。
このVIを使用して、このようなケースのテストを行うことができます。このVIを呼び出した後、特定ドライバの互換性確認アルゴリズムは以前に設定されたすべての動作を無視します。テストモジュールのはじめniこのVIを呼び出すと、そのテストモジュールが以前に実行されたテストモジュールの操作に依存しているかどうか確認できます。
このVIは、以前に記録された互換性警告のリストから互換性警告をクリアしません。「niSwitch次の互換性警告を取得」VIが、このVIを呼び出した後で生成された互換性警告を確実に返すようにするには、「niSwitch次の互換性警告を取得」VIを互換性警告が返されなくなるまで繰り返し呼び出して互換性警告をクリアします。警告内容を確認する必要がない場合は、「niSwitch互換性警告をクリア」VIを呼び出します。
計測器ハンドル
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エラー入力 (エラーなし)
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計測器ハンドル出力
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エラー出力
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